カラートリートメントの製造現場|clayenceのメソッド#2
クレイエンスの企画担当者がブランドに込めた想いは前回ご紹介しましたが、今回は製造現場の方の想いを聞いてみました。
お客様にご安心いただける工場であること
―クレイエンスの製造現場に入ったのは今回初めてなのですが、製造過程ごとに作業服や部屋の空気の管理なども違うんですね。
製造現場担当者M:
「はい。生産エリアは、HEPAフィルターを設置しており、清浄度の高いクリーンルームで、中身を作っております。
月に一回、微粒子測定、空中浮遊菌測定、落下菌測定を行い、PIC/S GMP ガイドライン ANNEX1に準拠した基準にて管理もしております。」
「また、使う水にもこだわっているんですよ。
活性炭で匂いと微粒子をトラップし、EDI(イオン交換樹脂、逆浸透膜)、レジンキャッチャーを通し、純度の高い純水を精製しております。
熱殺菌、紫外線殺菌処理を経て、最後にファイナルフィルターにてバクテリアの死骸もトラップしております。また、週に一回、全てのユースポイントの水質検査を行っております。
お客様の最初の一滴の感動の為に、「こだわりの水」を使って化粧品づくりをしております。」
―なるほど!管理も徹底してるんですね。
製造において、コロナの影響などはあったのですか?
製造現場担当者M:
「入場の際には、「アルコール ハンドジェル」と「消毒ミスト」を各所に配置するとともに、全従業員、並びにご家族へ定期配布したりもしました。
お客様にご安心頂ける工場であることを使命と捉えております。」
―「お客様」への意識の高さを感じます!うれしいです。
「ポンプタイプ」のカラートリートメントが誕生するまで
―一般的にはチューブタイプのカラートリートメントが多いと思うのですが、クレイエンスのカラートリートメントは企画担当者もこだわったという「ポンプタイプ」ですよね。
こちらで苦労することもあったと聞いていますが、どうでしたか?笑
製造現場担当者M:
「そうですね(笑)。
ポンプタイプでも出やすい粘度に調整するまでは結構大変で、何度も検証を繰り返しました。
コロナ禍ということもあって、時には製造現場と企画担当者をオンラインで繋いで、 かけ声をかけながら一斉にポンプテストをする、なんてこともありました(笑)」
―そのポンプテストの結果もあっての、今のこの使いやすいポンプタイプのカラートリートメントがあると思うと感慨深いです。
「色」へのこだわり
ー他にも大変だったエピソードなどありますか?
製造現場担当者M:
「色味の調整も苦労しました。
クレイエンスは3色展開ですが、それぞれの色の違いが絶妙なんです。
一般的に複数色展開してる場合は、それぞれの色が結構違うことが多いのですが、クレイエンスはお客様が使いやすいブラウンを基調とした比較的近しい色の中でのこだわりの3色なので。」
―絶妙な3色展開だからこそ、大変だったんですね。
染毛テストも徹底して行ったと聞いています。
製造現場担当者M:
「はい。人毛でテストするのですが、人毛そのもの自体にもブレがある中で、染まり具合のブレをなくすために、何回やったか分からないくらいテストを重ねました。
こういうテストって基本的には製造現場のみで行うことが多いのですが、企画担当者も自ら現場に出向いて、一緒に染毛テストをしたのも印象に残っています。」
―ブランド、商品への並々ならぬこだわりを感じるエピソードですね。
製造現場から見た「プレミアアンチエイジング」という会社
―製造現場担当者から見て、「クレイエンス」というブランド、関わる「人」はどんな印象ですか?
製造現場担当者I:
「商品開発に非常に熱い気持ちを持たれている方が多いという印象です。
お客様のために、色や吐出に関わる粘度、美容成分など細部までこだわりを持たれていて、一緒により良い製品を作りたいと気持ちが引き締まる思いでした」
製造現場担当者M:
「お客様に愛されるブランド作りが上手だなと思います。
カラートリートメントは他社さんからも多く販売されている競合の多い製品なので、ここまで多くのご注文をお客様から頂けていることに驚きながら毎日生産させていただいています。
DUO、CANADEL等に続き、クレイエンスも素敵なブランドに成長できるんだろうなと個人的にも楽しみにしております。」
―身近な方から聞こえてきたクレイエンスの感想などはありましたか?
製造現場担当者I:
「白髪に悩んでいる母にカラートリートメントを紹介したところ、「こんなに手軽に白髪を染めることができるなんて!」と喜んでいました。
白髪に悩まれている方でもまだご存じない方も多い製品かと思いますので、もっと広く知れた製品になり、白髪悩みを解消する手助けができればいいなと思います。」
―苦労してつくり上げたからこそ、そういうお声ってより嬉しいですね!
製造現場担当者I:
「お悩みを持たれた方が使われる製品だからこそ、使っていて心地良さを感じて頂けるように、外見から中身までご満足頂けるような品質を保って、これからも生産させて頂ければと思います。」
製造現場担当者M:
「カラートリートメントは続けて使用していくことによって効果を発揮する製品ですので、日常的に使用されている方が多いかと思います。
昨今の情勢により、原料調達など厳しい状況は続いておりますが、お客様が使いたいタイミングでご購入できるよう、今後も万全の生産体制を整えてまいりたいと思います。」
―本日はありがとうございました!
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