「ザ クレンジングバーム」で化粧品市場におけるバームの認識を大きく変えたDUOを展開するプレミアアンチエイジングは、2019年に新ブランド「CANADEL」を設立。
オールインワン分野へと幅を広げました。このジャンルでは後発となるCANADELが目指したオールインワンとはーー。
ブランド立ち上げから現在まで、現場のすべてを知る開発者が語ります。
#1 目指したのは“手軽さ”と“機能性”が両立するオールインワン
「社会における女性の活躍の場が広がり、結婚、出産後も仕事を継続することが珍しくない時代になりました。活躍の場が増える反面、自分に対して費やす時間が減る傾向にあります。
だから、ルーティーンとなる作業は効率化したいと思う方が増えているんじゃないかな、と。
そのニーズに応えるために立ち上げたのがCANADELです」
ー限られた時間の中で重要なのは手軽であること。
そして化粧水から美容液、乳液、クリームなどの機能を持ちながらも、一連のステップを簡略化できること。
これらを兼ね備えたのがオールインワンという形状でした。
でも……
「オールインワンについて調査をすると『ワンステップだから時短に最適』と好意的な意見がある一方、『簡単に済ませられるけど物足りなさを感じる』という声も聞こえてきて。
そんな背景があって、“手軽さ”と“効果実感”の2つが両立するブランドを目指ししたい、という想いがありました。
これがブランド名の由来にもなっています。手軽さと機能性の相乗で目指す美しさを『叶える』。
それがわたしらしさを『奏でる』ことにつながる。CANADELにはそんな意味を込めています」
#2 攻めの姿勢が未来のポジティブを引き寄せる。「肌ごたえ」を感じられるブランドに
ーCANADELはオールインワンかつ、エイジングによる肌悩み*1に応えるブランドです。
コンセプトは「エイジングケア*2を、もっと身近に、もっと確かに」。
これが示す意図は?
「手軽にお手入れを続けることで、エイジングケアをより身近なものへ。
確かなエビデンスに裏付けされた美容成分*3で、未来をよりポジティブに。
そんなメッセージをこのコンセプトで表現しました」
ースキンケアの中でも、エイジングの肌悩みに手応えを感じるには“使い続ける”こと、無理なくケアを続けるには“手軽である”ことが重要です。
そこにCANADELは “攻め”の姿勢をプラスしました。
「加齢とともに肌悩み*4は増え、深刻度を増していきます。
それぞれの悩みに特化したケアをし、肌機能を維持するため、すべてのアイテムに “攻め”の成分を贅沢に配合しました。使い続けることで、未来をポジティブに捉えられるようになる。
私たちはそれを『肌ごたえ』と呼んでいますが、CANADELは肌ごたえを感じられる、肌の未来を変えることができるブランド、という認識でいます」
ーいつまでも美しさを追求し続けたい。わたしらしいわたしを奏で、人生を謳歌したい。
その願いを支えることが、わたしたちCANADELの役割だと考えています。
*1:乾燥などによる肌変化
*2:年齢に応じたお手入れのこと
*3:
<プレミアホワイト>(医薬部外品、販売名:薬用VCEホワイトニングクリームー1)
3-O-エチルアスコルビン酸(有効成分)、
カンゾウフラボノイド、トウキエキス(1)、ウメ果実エキス、ユキノシタエキス、ツボクサエキス、キウイエキス、クワエキス、イエローヒマラヤンラズベリー根エキス、スターフルーツ葉エキス、ヒキオコシエキス(1)、オウゴンエキス、スクワラン、メドウフォーム油(全て整肌・保湿成分)、
<プレミアリフト オールインワン>
トリフルオロ酢酸テトラデシルアミノブチロイルバリルアミノ酪酸ウレア、パルミトイルトリペプチド-5、パルミトイルジペプチド-5ジアミノブチロイルヒドロキシトレオニン(整肌成分)、3-ラウリルグリセリルアスコルビン酸(整肌成分)など
<プレミア ゼロ>
サッカリナロンギクルリスエキス、ラミナリアディギタータエキス、カッパフィカスアルバレジエキス、ヘキサペプチド-9(整肌成分)、クリスマムマリチマムカルス培養液(整肌保湿成分)、乳酸桿菌/加水分解ハトムギ胚/胚乳発酵液(保湿成分)など
<プレミアバランサー オールインワン>
グルコン酸亜鉛、アテロコラーゲン、ヒアルロン酸Na、ステアリン酸Na、シュードアルテロモナス発酵エキス、バクホウシアシトリオドラ葉エキス(整肌・保湿成分) 、キシリチルグルコシド(保湿成分)、セイヨウノコギリソウエキス(整肌成分)など
*4:乾燥、キメの乱れ、余分な角質などによる
#3 DUOとは違うアプローチを。CANADELだからできること
ーオールインワンの開発にあたり、広く認知されていたDUOのアイテムではなく、新たにCANADELを立ち上げたのにはこんな背景がありました。
「DUOは“落とすことから始める”ブランドです。
クレンジングから肌悩み*4をケアし、土台*5を養って悩み*4を寄せ付けない肌へ導く、というのがDUOの考え方。
一方CANADELは、悩みが顕在化する肌に、手軽に肌ごたえを感じるケアを提供する、という考えです。
『これ1つで済む』ではなく『この1つだからこそできる』ということを意識して開発しました」
ーオールインワンは化粧水から美容液、クリームまでの機能を1つでまかなうことができるのがメリットですが、CANADELのアプローチはさらに先へと踏み込みました。
「例えばプレミアゼロ。
1つで何役も兼ねるのがオールインワンの原点ですが、そこには普通のスキンケアにはある“段階的なテクスチャーの変化”がないな、とふと思ったんです。
なのでプレミアゼロ
ではそこを意識しました。形状はゲルだけれど、肌になじませていく途中で水分がふわっとはじけるようにして化粧水を感じられるようにし、次に美容液の充足感、最後にクリームの密封感。
このテクスチャーに仕上げるのにとっても苦労しましたが、オールインワンの新境地を開くことができたように思っています」
ーそんなCANADELがこの先に見据えているのはーー。
「DUOがクレンジングバームでバームの認識を変えたように、CANADELもオールインワンで同様のことができるといいな、と思っています。
従来の“時間がない時に使用する”といったようなオールインワンのイメージを払拭し、若い方を含め幅広い年代の方から選ばれるアイテムになること、そして『肌ごたえ』を感じられるオールインワンの代表的なブランドにすることが今の目標です!」
そのこだわりゆえ、すべてがチャレンジだったCANADELの立ち上げ秘話をご紹介しました。もちろんこの先もさらにその先も、CANADELの挑戦は続きます!『CANADELのこだわり』vol.2はラインナップのこだわりです。
*4:乾燥、キメの乱れ、余分な角質などによる
*5:角質層