マスクによる肌荒れの原因は?肌トラブルを防ぐ方法
新型コロナウイルス感染防止のために今や必需品となったマスク☆花粉症や風邪の時にお世話になったことはあっても、こんなに長い期間、マスクを着けるのは初めて……という人がほとんどでは?
マスクを日常的につけるようになって、肌がかゆくなったり、ニキビができたりして困っている人が急上昇中だとか…!でも、肌荒れしているからといって、マスクなしに外出するわけにもいかないですよね(汗)。
そこで今回は、マスク肌荒れに悩める女性のために、マスクによる肌トラブルの原因と対策法をご紹介しちゃいます!ぜひ参考にしてくださいね♡
マスクによる肌トラブルの種類
マスクを着ける時間が長くなって、次のような肌トラブルを実感している人が増えているんだとか…。あなたの肌の不調は、もしかしたらマスクのせいかも?この中に当てはまるものはないか、早速チェックしてみましょう!
赤み・かぶれ
長時間マスクをしていると、頬や鼻、口の周り、あごなどが、赤くなったり、かぶれたり…。特に肌がデリケートに傾いている人は、こうした赤みやかぶれ(接触皮膚炎)が出やすいみたいです☆痛さやほてり感を伴うこともあるから、要注意!
ニキビ
マスクを外したらポツンとニキビ(吹き出物)ができていた!なんてことはありませんか。肌にニキビができちゃうと、それだけで憂鬱な気分になっちゃうますよね?すでにできているニキビもマスクを着けると悪化しがちなので厄介です。
マスクによる肌荒れの原因
そもそも、マスクをするとなぜ肌荒れが起こりやすくなるのかしら?原因として次の4つが考えられます。
ムレ
マスクの中は、吐く息でムレて、高温多湿の環境になっています。
「肌がうるおうから良いんじゃないの~?」と思うかもしれませんが、うるおいを通り越して、角層(お肌の表面)がふやけた状態に。すると、細胞の間に隙間ができて、外部刺激からダメージを受けやすくなるんです…!
また、アクネ菌などの細菌や雑菌は、高温多湿で増えやすいので、ニキビや吹き出物の原因になることも…。マスクをしていると口の周りなどにニキビができやすくなるのはそのせいなんです。
乾燥
マスクをしている間は息がこもって高温多湿な状態になるけど、マスクを外すと肌表面の水分が一気に蒸発して逆に乾燥してしまうんだとか!だから「マスクでうるおう」と考えるのは間違いなんです。特に外気の気温・湿度が低下する冬場は要注意!
「マスクを外すと肌がゴワゴワする」と感じているなら、すでに乾燥が始まっているかも(汗)。肌の乾燥が進むとバリア機能が低下して、かさつきや赤み、かぶれ、小ジワなど、あらゆる肌トラブルの引き金になってしまいます。
摩擦
マスクが触れる部分は、ズレを直したり、会話をしたりするたびに、マスクと肌がこすれがち。摩擦による刺激から、赤みやかぶれ、ニキビなどの肌トラブルを起こしやすくなるんだとか。
私たちの肌表面は角質層で覆われていて、この角質層が、紫外線やほこりなどの外部刺激から肌を守ったり、水分の蒸発を防いだりするバリア機能を果たしているんです!
でも、マスクで肌がこすれるたびに角質層が少しずつ削られることに…。その結果、ちょっとした刺激にも敏感に反応して、ますます肌荒れを起こしやすくなるのです!
繊維の刺激
マスクの繊維が肌への刺激となり、赤みやかゆみ、かぶれなどが出ることがあります!
一概にはいえないのですが、化学繊維でできている不織布マスクは、布マスクやウレタン製のマスクよりもかぶれやすい傾向にあるんだそうです。
でも、洗って繰り返し使うマスクの場合は、繊維内に残った洗剤成分が肌に刺激を与えているケースもあるから要注意!洗剤かぶれを起こしやすい人は、自然派洗剤に変えてみるのも一つの手ですよ♪
肌荒れを防ぐ方法
マスクによる肌荒れを防ぐポイントは、肌への刺激をできるだけ減らすことと、マスクの刺激に負けない肌づくりをすること☆肌荒れしにくい健やかな肌をめざしましょう!
基本的なスキンケアを怠らないこと
ただ何となく、顔を洗って、化粧水をバシャバシャつけているという人も多いのでは?肌を健やかに保つためには、毎日の正しいスキンケアが大切♡マスク肌荒れが気になったら、スキンケアの基本である「洗顔」と「保湿」を見直してみましょう!
洗顔は美肌づくりのファーストステップ!肌に皮脂やメイク汚れ、古い皮脂などがたまった状態では、肌本来の機能が低下して肌荒れにつながっちゃいます。また、毛穴に汚れが残っていると、いくら高価な化粧品を使ってもその浸透を邪魔することに…。
そうならないためにも、朝晩2回のクレンジング&洗顔で汚れをしっかり落としましょう!ただし、ゴシゴシ洗いはNG。摩擦で肌を傷めちゃいます。洗顔料を泡立てて、やさしく洗うことが大切です☆
洗顔後は乾燥しやすいので、すばやく保湿ケアをしましょう!まずは、化粧水で水分を与え、肌をやわらかく整えてから、乳液、クリームなどの油分でフタをするイメージです。しっかり保湿することで、肌のバリア機能を高める効果が期待できちゃいますよ♪
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自分にあったマスクを 素材の見直しも
今はいろいろな素材のマスクが販売されていますよね。毎日使うものだから、自分にあったものを選びたいですね♪
おすすめは、コットンやシルクなどの天然素材を使ったマスク♡ふんわりとした触り心地で、肌あたりがやさしいのが特徴です。
なかには「不織布マスクじゃないと心配」という方もいるかもしれません。そんな場合は、不織布マスクの内側に薄い布を挟めばOK!肌なじみの良い、やわらかい生地を選んでくださいね♪
あと、サイズ感にこだわるのも大事なこと!マスクが大きすぎたり小さすぎたりすると、必要以上に摩擦が生じる原因になってしまいます。顔の大きさにぴったりなマスクを選びましょう☆
マスク内にかく汗はこまめに拭く
マスクを着けていると熱がこもって、マスク内に汗がたまりやすくなります。放っておくと、雑菌が繁殖してかゆみやニキビ、吹き出物などの原因に…。ムレによって毛穴も開きっぱなしになりがち…。
マスク内に汗をかいたら、こまめに拭き取るようにしましょう!そして、汗や吐く息の水分でマスクが湿った場合、新しいものに交換するのがベスト♪外出時は、予備の清潔なマスクを持ち歩くといいですね!
マスクの肌荒れに役立つアイテム
マスクで肌荒れを起こしている時は、意外なアイテムが役立つことも☆上手に活用して、刺激から肌を守るようにしましょう!
おしろいやワセリン
マスクが頻繁に触れる部分が赤くなりやすい人は、その部分に少量のワセリンを塗っておきましょう!ワセリンには皮膚に保護膜をつくり、刺激から肌を守ってくれますよ♡
摩擦が気になるところにおしろいをつけておくのも◎。肌表面がサラサラして、マスクによる摩擦が軽減されます。マスクにメイクがつきにくくなる効果も期待できそう♪
化粧水・乳液
マスク肌荒れを防ぐために、重要なのが保湿ケア。うるおいのベールで肌を包んで、センシティブになった肌をトラブルから守りましょう!
保湿ケアの基本的なアイテムとなるのが、化粧水と乳液です。保湿効果が高く、刺激の少ないものを選んでくださいね♡
まとめ
マスク生活で今までにない肌荒れを経験し「なんとかしてー!」と思っている人も多いはず。そんな毎日を少しでも快適にするためにも、紹介した対策法を取り入れてみてくださいね♪
マスクによる肌荒れは、スキンケアやマスク素材を見直すことが大切☆
化粧水・乳液などの基本のお手入れをしっかりやって、健康な肌を取り戻しましょう!