話題のCBDオイルとは?その効果や使い方、選び方について解説します!

CBDオイルとは?効果や使い方・選び方

CBDオイルをご存知ですか?美容や健康をサポートしてくれるオイルとして、アメリカやヨーロッパでは広く知られていますが、ほんの数年前まで、日本ではほとんど知られていませんでした。

そんなCBDが、今や自然療法の一つとして注目されつつあります♪
今回は、そんなCBDオイルの魅力を余すことなくお伝えします!

CBDオイルとは?

CBDオイルとは
CBDオイルとは、大麻草に含まれている成分のCBD(カンナビジオール)を配合したオイルのこと☆
大麻草には「カンナビノイド」と呼ばれる生理活性物質が100種類以上含まれていて、その中でも、CBDとTHC(テトラヒドロカンナビノール)が知られています。

THCはマリファナの主成分で、精神作用を持ち、日本の大麻取締法で規制されています。
でもCBDについては合法で、THCとは全く別物です。
もともと私たちの体内にはエンド・カンナビノイド・システムというシステムが働いていて、食欲や睡眠、痛み、感情、記憶などをコントロールされています。

残念ながら、このシステムの働きは加齢やストレスによって衰えてしまいます。
つまり、エンド・カンナビノイド・システムをサポートしてくれるカンナビノイドを、外から補充することでうれしい効果が期待できるのです♪

CBDオイルは何に効果があるのか

CBDオイルの効果
CBDオイルにはさまざまな効果があり、医療の分野でも注目されています。

てんかんなどの発作

てんかんとは、脳の一部の神経細胞がエラーを起こして、けいれんを起こしたり、意識を失ったりする「てんかん発作」が繰り返し起こる病気です。

最近の研究で、CBDオイルがてんかん発作を抑える可能性があることが報告されています。詳しいことはまだ分かっていませんが、CBDが生体システムの働きを調整し、神経の異常興奮を抑制することで、てんかん発作が抑えられるのではないかと考えられています。

睡眠の問題にも

寝つきが悪い、夜中に何度も目が覚める、寝ても疲れが取れない…。こうした睡眠に悩む人は多いもの。

CBDオイルの主成分であるカンナビジオールには、不安や心配を取り除き、体がリラックスするのをサポートする作用があるといわれています。
そのほかにも慢性的な痛みや気分の落ち込みを軽減する効果も期待できるとも言われています。

ニキビ治療にも効果があるかも?

ニキビができると人前に出るのも嫌になってしまいますよね。

まだ調査段階ですが、CBDオイルが免疫システムに働きかけることで、ニキビの炎症を軽減してくれるのではないかと考えられています。
ニキビだけでなく、湿疹やかゆみ、あせもなどにも効果が期待できる可能性も。今後の研究に期待大です♪

CBDはなぜ人間に効く?安全性は大丈夫?

CBDの安全性
原料が大麻草だなんて心配になる方もいるかもしれませんね。CBDの効果や安全性について確認してみましょう。

カンナビノイドは人間のさまざまな機能をコントロールしている

カンナビノイドとは、麻植物特有の成分の総称です。先ほども軽く触れましたが、私たちの体内にも麻と同じように、カンナビノイドが存在しています。

カンナビノイドが全身に分布している受容体と結合し、細胞同士のコミュニケーション活動を支えることで、食欲や感情、運動機能、発達、記憶などの人間が備えたさまざまな機能をコントロールしています。このカンナビノイドによる全身を調整するメカニズムが、エンド・カンナビノイド・システム(ECS)です。

加齢やストレスによってECSの働きが悪くなってしまうと、さまざまな不調や疾患が起こることが最近の研究で明らかになってきました。

ECSの機能低下が関係している疾患も多く、カンナビノイドを補うことで、さまざまな治療効果が示された症例もあります。

大麻草が原料だけど安全なの?

大麻と聞いて「危ないのでは?」と思う方も多いかもしれませんね。どうかご安心を♡人をハイにさせたり、依存させたりするような作用はありません。

大麻草の成分の中で、法律で厳しく取り締まられているのは、幻覚作用のあるTHC。CBDは日本国内でも合法です。適量であれば、同じく合法のアルコールやカフェイン、タバコよりも安全性が高いといわれています。

CBDとTHCはいずれも同じ大麻成分ですが、CBDは茎や種子から、THCは葉や花から抽出されるものです。現在の日本の法律では、葉や花から抽出したもの、THCの成分が残存したものは禁じられています。

ただし、海外では両方の成分が含まれたCBDオイルも流通しています。海外品は日本では違法となるケースもあるので、個人輸入などをする場合は気をつけて!

CBDオイルはメーカーによって1日の摂取目安量が異なります。反応の仕方も個人差があるので、最初は1日あたり10~15mgから始めて、様子を見ながら少しずつ増やしていくなど、考慮する必要があるそうです。持病のある人は、事前にかかりつけ医に相談しておくことをおすすめします。

CBDはどう使うの?

CBDオイルの使い方
CBDオイルが体に良さそうなのは分かったけど、どうやって使ったらいいのか分からない…って思いませんか。ここからは、そんな誰もが抱く疑問にお答えします。

経口摂取

CBDオイルは、食べ物や飲み物に混ぜて摂取することができます。ただ、この方法の場合、吸収率は6〜20%とそれほど高くありません。少量から始めて、少しずつ摂取量を増やしてく方がよいでしょう。
また、スポイトで舌の裏側にCBDオイルを数滴垂らす舌下接種であれば、舌の裏側にある大きな血管にオイルが直接入るため、体内への吸収率がよくなります。

吸引

CBDオイルを気化したものをタバコのように吸う方法です。肺に直接CBDを取り込むことができるため、他の摂取方法よりも生体利用効率が高く、効果を実感しやすいといわれています。ただし、電子タバコと専用のリキッドを準備する必要があります。

経皮摂取

CBDオイルの利用法として、直接肌に塗る方法もあります。量に対して生体利用効率が高く、CBDオイルを肌につけてから効果を感じるまでの時間も比較的短いのがメリットです。ローションや、クリーム、パッチ、ジェル、バームなど、種類も豊富です◎

肌に塗るタイプのCBDは大きく分けて「経皮吸収型」と「局所塗布型」の2種類があります。前者は血流を通じて全身に成分が行き渡りますが、後者は血流に入り込まず、塗った部分の肌のみを整えるものです。

日本で販売されているCBDローションやクリームは、基本的に局所塗布型タイプです。一般的なローションや化粧オイルのように使うと良いでしょう。

副作用について

CBDは医薬品ではありません。医薬品のような作用は期待できない代わりに、危険な副作用はほとんどないと考えられています。

ですが、他の食品と同じように、人によって合う・合わないがあるかもしれませんし、摂取量によっても違ってくると思いますので、初めて使用する場合は少量から始めるようにしましょう。

最初のうちは心身がリラックスして眠くなる可能性があるため、運転時は避けたほうがいいかも。異変を感じたら使い続けるのをやめましょう。

CBDを使いたいけどどうやって選べばよいの?

CBDオイルの選び方
種類が多く選び方が難しいCBD…。初心者の方でも取り入れやすい方法をいくつかご紹介しますね♪

健康管理に取り入れるならカプセルで

CBDはカプセルでも
毎日同じ量を摂取して、CBDを健康管理に取り入れたい人は、カプセルはいかがでしょう。1日あたりの摂取量を管理しやすく、持ち運びも便利です。オイルのようにこぼす心配がないのもうれしいですね。

お肌や筋肉をケアしたい方は塗るCBDを

CBDオイルは分子サイズが小さいので、気になる部分を局所的にケアできます。乾燥肌にもおすすめですよ◎
ロールオンタイプだと、バッグやポーチに簡単にインできて、持ち運んでもかさ張りません。ちょっとしたスキマ時間にセルフケアができますね♡

すぐに効果を体感したい方は吸引型も

スピーディーな体感を求める人は吸引型のCBDリキッドがおすすめ。仕事のストレスを感じやすい人にも◎仕事終わりに使用すれば、オンオフの切り替えがスムーズに。緊張状態が解け、リラックス感を得られるかも♪

まとめ

話題のCBDオイルをうまく活用しよう
CBDオイルは大麻植物から抽出されるので、不安を感じる人もいるかもしれませんが、麻薬成分であるTHCは含まれておらず、安全性の高い成分です。

美容や健康、医療の分野まで大きな可能性を秘めたCBD。これから、活用の幅が広がっていくかもしれませんね♪

海外のCBDオイルの中には、日本では規制されている違法成分が含まれている製品もあるので要注意!CBDオイルを購入する際は、成分や安全性が分かるもの、信頼できるメーカーのものを選びましょう♪

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