自分の肌にあった洗顔方法は?洗顔の基本についてのまとめ

自分の肌にあった洗顔方法は?洗顔の基本についてのまとめ

正しい洗顔方法というのは自分の肌に合ったやり方です

正しい洗顔方法というのは自分の肌に合ったやり方です
自分の肌タイプを知って、適正な洗顔方法で肌を健やかに保ちたいものですよね。

また、顔のパーツによって洗顔方法が違いますので正しいやり方をご紹介します。

肌の調子を整えるには、洗顔だけではなく「洗顔後のスキンケア」と「生活習慣」も関わってきます。

眠ることやバランスの取れた食事をとるということも肌の調子を整えるのに効果が期待できますので頑張ってみましょう。

自分の肌に合った正しい洗顔方法とは?

肌タイプや顔のパーツによって洗顔方法は異なります。

  • 皮脂が多い
  • 乾燥しやすい

など、人それぞれ特徴があります。自分の肌に合った正しい洗顔方法で洗顔することが、肌を健やかに保てる秘訣です。

こすりすぎる、洗顔料を使用せず水のみで洗顔するといったような極端な方法は、通常でれば誰にとっても正しい洗顔方法とはいえません。

使用する洗顔料も様々で洗浄力も違います。

洗浄力には、弱いものや、強いものがあります。どれが合うのか確かめましょう。

そして、肌のコンディションも毎回同じではありません。

実際はその時々に合わせて洗顔料や洗顔方法も変える必要があるのです。

今の肌の状態を見極めて、潤いは足りているか、皮脂が出すぎていないかなどを知る必要があります。

汚れを取り除くことを意識して、洗いすぎや洗わなさすぎにならないように洗顔方法を見直してみてください。

基本の洗顔
  • 優しく洗うこと
  • こすらないこと

が、どんな肌タイプの方でも共通する正しい洗顔方法です。

洗顔料は水を含ませて泡立てて使用するのが基本になります。

泡立てていない状態で肌に乗せると、肌の上で泡立てることになりますので刺激が増えてしまいます。

これは乾燥の原因にもなりますので要注意です。

額から順番に皮脂が多いところから洗っていきましょう。その際、泡を肌の上で優しく円を描くように行ってください。

すすぐ時は冷たすぎない温度のぬるま湯で優しく流しましょう。

顔周りもすすぎ残しがないようにきちんと洗ってください。

タオルで拭く時は、こすらずにポンポンと当てるようにしましょう。

きちんと汚れを落とすことで、この後の基礎化粧品の浸透も良くなります。

適当に洗って、化粧水をバシャバシャつけても肌の奥まで届かず、せっかくの潤いも保てません。

また、汚れを落とすことにこだわって「こすったり」「いつまでも洗っていたり」することは乾燥を招きますので、洗う時間は1分ぐらいをめどに行ってください。

Tゾーン(額~鼻すじ)と顎

Tゾーン(額~鼻すじ)と顎
Tゾーンと呼ばれる場所をご存じでしょうか?

額から鼻すじをアルファベットのTの字に見立ててこう呼ばれているのですが、このTゾーンは皮脂の分泌が多いという特徴があります。

他の部分と比べて体の中心に近い場所は皮脂分泌が多い特徴があるそうです。

なので、Tゾーンが脂っぽいからといって肌タイプがオイリー肌というわけではありません!

肌の状態としてはTゾーンに皮脂が多いのは正常なのです。

そして、もう1つ皮脂が多い場所は顎です。

顎も体の中心に位置しますので、やはり脂っぽさを感じますね。

洗顔する時は、皮脂の少ない頬などと時間差をつけて洗いましょう。

洗顔料を泡立てたらTゾーンと顎をくるくると円を描くように優しく洗いましょう。

脂っぽさを感じるからといってゴシゴシこするのはNGです。

あくまでも優しく洗うのが肌に良い洗顔方法です。

小鼻

小鼻を洗顔する際に気をつけるべきポイントは、黒ずみや角栓が詰まらないようにすることです。

毛穴が開き、角栓が詰まると汚れと混ざり、黒ずみ毛穴に変わります。

そうなる前に肌を綺麗にキープできるように洗顔するのが大切です。

Tゾーンと同じく小鼻も皮脂が多い場所で、脂っぽさが気になるかと思います。

角栓を取り除きたいがために

  • 強くこする
  • 無理に角栓を押し出す

などは、NGです。

触った時にざらつきを感じる時は、毛穴が詰まった状態かもしれません。

一日に何度も顔を洗うことも乾燥を招きますので、朝晩2回が基本です。

気になる毛穴は、角栓を取り除ける洗顔料を使用したり、毛穴を開いてから洗顔をしたりするのが良いでしょう。

スクラブタイプの洗顔料やクレイマスクなど、毛穴ケアに適したアイテムを取り入れ、洗顔するのが効果的です。

頬
頬は乾燥しやすい部分なので、Tゾーンと同じケアでは皮脂が取れすぎてしまいます。

順番としては最後に洗う場所で、保湿成分が含まれた洗顔料を使用するのがおすすめです。

時間をかけて、ゴシゴシこするのはもちろんNGです。

熱いお湯で流すのも乾燥を招きますので良くない方法です。

また、乾燥を恐れて洗わなさすぎも良くありません。

泡立てた洗顔料をほんの少し滑らす程度では、汚れを取り除くには不十分です。

逆に皮脂が残りすぎると、ニキビや吹き出物の原因となり、肌のくすみ、ゴワつきの原因にもなります。

きちんと洗顔することで肌の状態が良くなりますので、洗いすぎ、洗わなさすぎにならないように洗顔をするのが大切です。

正しく洗顔すると、肌はしっとりとした正常な状態になります。

保湿

洗顔後は肌から水分が失われていくため、保湿しなければなりません。

時間が経てば経つほど失われるのでリミットは大体3分以内といわれています。

化粧水や美容液、オイルなど保湿成分が含まれたものを使用してください。

また、化粧水は肌を柔らかくして失われた水分を補う役割があります。

含まれている美容成分をより浸透させる役割もありますので、たっぷりとつけましょう。

保湿効果が高い美容液は化粧水の前、もしくは後につけるものがあります。

どちらのタイプなのかは、パッケージに載っている使用説明をよく読みましょう。

最後に乳液で保湿成分が逃げないように蓋をしてください。

乳液には油分が含まれています。化粧水や美容液の成分を肌に閉じ込めてくれます。

洗顔後のスキンケアは乾燥を防ぐ有効な手段ですので、必ず行うようにしましょう。

スペシャルケア

スペシャルケア
いつものスキンケアではなんだか物足りないと感じた日には、スペシャルケアを取り入れてみましょう。

洗顔後
  • シートマスク
  • オイル
  • アイクリーム

など、美容成分が多く含まれたものがおすすめです。

スキンケアにプラスアイテムで肌のキメが整い、滑らかな状態になります。

乾燥が気になるのであれば、保湿成分が含まれたシートマスクが手軽でおすすめです。

顔に乗せるだけなのでテレビを見ながらなどの「ながら美容」ができます。

おやすみ前にもすぐにできるのでいいですね。

美容成分は様々ありますので、その時の肌のコンディションに合わせて選ぶと良いでしょう。

オイルやアイクリームなどはポイント使いができますので、ビタミンが配合されているものが効果的です。

スペシャルケアの後はいつも通りのスキンケアをしましょう。

潤いに満ちた柔らかな肌を実感してください。

朝と夜に行う洗顔の違いは?

洗顔の基本は朝と夜の2回ですが、これらの洗顔方法には違いがあります。

夜は一日の汚れを取り除くためにきちんと洗顔するけれど、朝はサッと洗うだけで重きを置いていない、という方も。

メイク汚れを落とす目的もありますので、夜の洗顔は時間をかけしっかり行うことが大切です。

反対に、朝は寝ているだけで汚れていないと思われがち。

しかし、寝ている間にも肌の皮脂にホコリなどがつき、思った以上に汚れているものです。

朝は汚れを落とすのはもちろんですが、その後のスキンケアがより浸透するように行う目的もあります。

皮脂に混ざった汚れが残った状態でスキンケアをしても効果が発揮されにくくなりますので、朝の洗顔は必要なのです。

メイク前の肌の状態を整える役割もありますので、朝も洗顔料を使用して汚れを落としましょう。

朝の洗顔法

朝の洗顔法
朝の洗顔の目的は寝ている時についた皮脂に混ざったホコリなどの汚れを落とすことです。

また、メイク前の肌の状態を整えてメイクのノリを良くすることでもあります。

寝ている間は汚れないと思われがちですが、実際は皮脂が出たり、汗をかいたり、ホコリがついたりして肌は汚れるのです。

その汚れを朝に洗顔料を使用してきちんと落とすことでターンオーバーを促すことができるのです。

また、洗顔料を使用しないでぬるま湯だけで洗顔する「洗わなさすぎ」も肌にとって良くありません。

寝ている間についた汚れはぬるま湯だけでは落としきれず、毛穴を詰まらせてニキビや吹き出物ができる原因を作るものです。

余分な皮脂汚れを落とし、清潔に保つことが肌にとって良い状態に導きます。

乾燥が気になり、洗顔料を使用したくないのであれば、自分の肌に合う洗顔料を見つけましょう。

洗顔後に肌がつっぱっている、痒みが出る、といった症状が出ないものをおすすめします。

夜の洗顔法

夜の洗顔法
夜の洗顔は、メイク落としが主な目的となります。

メイクと共に皮脂や汗、汚れなどが一日中肌に乗っていますので、その日の終わりには必ずクレンジングを使用してメイクを落としましょう。

落とさず寝てしまうと、肌荒れを引き起こし、しわや毛穴詰まりの原因になります。

寝る前はスッピンにして必ず肌を休ませてください。

クレンジングの種類はたくさんありますが、

  • オイルタイプ
  • クリームタイプ
  • リキッドタイプ
  • 拭き取りタイプ

などが主流です。

その時々のメイクの仕方でも使用するクレンジングを変えると良いでしょう。

しっかりメイクの時

目元や口元専用のクレンジングを使用して、オイルタイプで洗顔する

ナチュラルメイクの時

低刺激のクリームタイプを使用する

あまりメイクをしていない時に、洗浄力が強いオイルタイプで洗顔しますと、肌荒れを起こす時があります。

乾燥が気になる時は、肌の状態を見ながら使用してみてください。

肌タイプを知ろう

私たちの肌にはタイプがあり、それぞれ特徴があります。

  • 普通肌
  • オイリー肌
  • 混合肌
  • 乾燥肌
  • 敏感肌

この5つのタイプに分類されますが、自分の肌がどのタイプがご存じでしょうか?

健康的で理想な肌が普通肌ですが、カサカサして乾燥が気になるなら乾燥肌、ニキビや吹き出物に悩んでいるならばオイリー肌。

乾燥も気になるけど、Tゾーンなどの脂っぽさも悩みならば混合肌。

また、化粧水が染みたり、痒みが出たり、紫外線でヒリヒリするような肌であれば敏感肌です。

これらのタイプによって、洗顔方法や洗顔料、スキンケアが変わります。

なんとなく普段使用しているスキンケアアイテムが合わないと感じたら肌タイプを見直してみましょう。

肌タイプを把握することで自分に合った洗顔方法や洗顔料が見つかります。

普通肌

普通肌
普通肌というのは、潤いもあり、キメ・ハリが整い、健康的な肌のことです。

水分量や皮脂がバランス良く保たれていて、ターンオーバーもきちんとサイクル通りに行われている状態で理想的な肌です。

血色も良く、弾力もある肌は透明感があり、若々しい印象を与えます。

この普通肌に近づけるよう日々のスキンケアを見直してみましょう。

年齢が上がると、アンチエイジングのスキンケアアイテムを取り入れたくなります。

しかし、バランスの良い普通肌は過剰なスキンケアは禁物です。

シンプルなスキンケアで良い状態の肌をキープできるように心がけてください。

外側からのケアだけでなく、内側からもケアをすることが大事です。

規則正しい生活を送り、メイクは落として良く眠る、適度な運動をするなど、できることがあります。

食事にも気をつけて健康的な生活をして肌を健やかに保ちましょう。

オイリー肌

オイリー肌はその名の通り、皮脂分泌が過剰になっていて脂っぽさを感じる肌です。

  • 毛穴の開き
  • ニキビ
  • 吹き出物

などに悩まされる方も多いのではないでしょうか。

男性ホルモンの「テストステロン」が多く分泌されることで皮脂の分泌も活性化するのです。

思春期や30代後半~40代にかけて多く分泌されるといわれており、この年代はオイリー肌になりやすくなります。

生活習慣や食生活の乱れからもオイリー肌になりやすくなるので、気をつけましょう。

いくら脂っぽさを感じるからといって、過剰に皮脂を拭き取るのは逆効果です。

皮脂は取りすぎると乾燥を招きます。

潤いを保てる洗顔料で優しく洗い、保湿もしっかり行ってください。

使用感がサッパリしているスキンケアアイテムを取り入れると、ベタベタが気になりにくくなります。

また、皮脂が詰まった毛穴は無理に押し出したりせず、毛穴専用の洗顔料やスクラブを使用すると改善につながります。

混合肌

混合肌
乾燥しているのに、Tゾーンはテカテカしてベタベタが気になる。

これは乾燥肌とオイリー肌の両方を併せ持つ、混合肌です。

体の中心は皮脂の分泌が多いのですが、毛穴が開きやすく黒ずみが出やすい状態になります。

しかし、頬や目元、口元は乾燥している。

なぜこのような状態になるのかというと、ストレスや寝不足などでホルモンバランスが乱れたり、食生活が偏っていたりすることが原因になります。

特にストレスは肌荒れが起こりやすくなるので注意が必要です。

なるべく、ストレスは解消できれば良いのですが、現代女性は忙しく、なかなか生活改善もしにくいかと思います。

心身共に安らげるストレス解消法を見つけ、肌も休ませましょう。

混合肌のスキンケアはオイリー肌の部分と乾燥肌の部分で保湿アイテムを変えると改善されていきます。

洗顔の順番を脂っぽさを感じるTゾーンから始める、保湿ケアは乾燥が気になる頬などから乗せると肌が整いやすくなります。

乾燥肌

粉を吹いたようなカサカサな肌で、くすんだ印象になるのが乾燥肌です。

寒い時期は空気が乾燥しているため気になりますが、実は本当の乾燥肌の方は暑い時期でも肌がカサカサしてしまいます。

乾燥は肌のバリア機能が落ちて、水分量が減少します。

ターンオーバーも乱れてくるので、古い角質細胞が自然に剥がれ落ちにくくなり粉吹き肌になるのです。

洗顔できちんと汚れを落とすことが重要で、洗顔後はすぐに保湿をしましょう。

なんといっても乾燥には保湿が大事です。

角質にたっぷりと水分を補給して、乳液やクリームなどの油分でしっかり蓋をします。

潤いが逃げないように浸透させましょう。

化粧水だけでは潤いが足りないと感じたら、オイルや美容液を足してみるのも効果があります。

室内での冷暖房でも乾燥はしますので、念入りに保湿をして潤う肌に導いてください。

痒みが出たり、赤くなったりしてきたら、敏感肌になってしまいます。

ひどい乾燥肌になる前に、保湿して防ぎましょう。

敏感肌

敏感肌
乾燥が進み、皮脂の分泌と水分量が少ない敏感肌は外部からの刺激に弱く、湿疹や痒みなどを発症しやすいです。

重なり合った角質層が剥がれて厚みがなくなっていることが原因です。

この角質層の厚みを取り戻すことで改善されていきます。

洗顔する時に、こすったり、スクラブが入った洗浄力が強いものは使用してはいけません。

角質層が剥がれて更にひどくなってしまいます。

スキンケアは乾燥肌とほぼ同じで良いのですが、痒みや赤みがある時は洗顔料を少しお休みして、ぬるま湯で洗うようにしてください。

全く洗わなさすぎも肌荒れを招きますので、洗浄力が弱い洗顔料で痒みなどがなくなったら優しく泡立てて洗顔してみましょう。

保湿成分が多く含まれた化粧水などを使用して、水分を補給します。

乳液やクリームは油分が多いものが必ずしも良いわけではありません。

なるべく刺激の少ないものを選ぶようにしてください。

自分に合った洗顔料は

様々なテクスチャーの洗顔料がありますが、どのタイプがいいのでしょうか?

  • 泡が良く立つタイプ
  • サラサラのリキッドタイプ

などたくさんあります。

それぞれメリット・デメリットがあり、含まれる美容成分なども違いがありますが、今使用している洗顔料は自分の肌に合っていますか?

洗い流した後の肌が「つっぱる」「カサつく」ようであれば、それは合っていないかもしれません。

洗顔したての肌からは水分がどんどん蒸発していくので、すぐに化粧水などで保湿が必要です。

タオルで拭いた後、肌に違和感があるようならば、低刺激のものに変更すると良いかもしれません。

また、テクスチャーによって使い勝手が違います。そして好みもあると思います。

肌タイプによっても変わりますので、自分の肌に合った洗顔料を探してみましょう。

モコモコ泡のパウダータイプ

モコモコした泡で洗いたいのであれば、洗顔料はパウダータイプがおすすめです。

メリット

添加物が使用されていないものが多いということです。
水分が多いものは長持ちさせるために防腐剤や着色料などが洗顔料に含まれていますが、パウダータイプは水分が含まれませんので無添加のものが多く安心です。
刺激が少ないタイプが多いので、乾燥肌、敏感肌の方に使えるのが良いところです。

デメリット

泡立ちを良くする成分が含まれていないため泡立ちにくいのがデメリットです。
慣れるまでは大変に感じますが、毎日行っていれば上手に泡立てることができるようになります。
泡立てネットやスポンジといった便利なアイテムもありますので、ぜひ活用してみてください。
固形せっけんや洗顔フォームのようにすぐに泡立てられませんが、手だけで泡立てるより早く泡立てられます。

このパウダータイプはあまりメジャーなものではないのですが、肌を滑らかに整える成分が含まれていて優しい使い心地なので、ぜひ試してみてください。

しっとりクリームタイプ

しっとりクリームタイプ
手軽に使えて、場所も取らない、種類も豊富な洗顔料はクリームタイプです。

洗顔フォームと呼ばれている洗顔料で、いつも使用しているタイプではありませんか?

チューブに入っていて、ドラッグストアなどでも手に入る使いやすいタイプですので、とても一般的なものです。

このクリームタイプの大きな特徴は種類が豊富であること。

乾燥肌でもオイリー肌でもどんな肌タイプにも合うように沢山の種類が揃っていて、いろいろなメーカーから販売されています。

選ぶのが難しいくらい種類が豊富なので、自分の肌に合ったものを探してみましょう。

使用感や、含まれている美容成分などで選ぶのがおすすめです。

良く泡立つので、手のひらで泡を作って顔に乗せてください。

泡立てずに使うと肌の上で泡立てることになりますので、刺激を与えてしまいます。

こする洗顔はNGなので、しっかり泡立ててから使いましょう。

泡立てが上手くいかない時は泡立てネットなどを使用しましょう。モコモコの泡がすぐに作れておすすめです。

さっぱりジェルタイプ

洗い上がりがサッパリしていて、使いやすいのがジェルタイプです。

洗浄力が強いものが多いので、オイリー肌や混合肌におすすめです。

トロっとしたテクスチャーで水分が多いのが特徴です。

そのため、モコモコとした大きな泡が立つわけではありませんが、細かな泡を立てることができます。

クレンジングにも多いタイプで、洗浄力はかなり期待できます。

オイリー肌ととても相性が良いので試してみてください。

ジェル状なので伸びが良いのも特徴です。洗顔だけでなく、そのままマッサージをすることもできる一石二鳥の洗顔料です。

肌に密着しやすく毛穴ケアやピーリングなどにも効果的です。

保湿成分が多く含まれているものや、敏感肌用のものなどもあります。そのため、オイリー肌以外でも安心して使用できます。

しっかり洗えて、密着しやすい洗顔料なので、すすぎは丁寧に行ってください。

汚れがしっかりと落ちた肌は、スキンケアアイテムの浸透が良くなります。

洗顔後は速やかに保湿をして肌を健やかに保ってください。

お手軽リキッドタイプ

お手軽リキッドタイプ
ジェルタイプと似ているのですが、こちらのリキッドはトロっとした水っぽいテクスチャーです。

洗浄力が高いものが多いのでオイリー肌に向いています。

泡立てる必要はなく、ポンプタイプが多いので手軽に使えて人気があります。

トロみがあるテクスチャーのものもあり、美容成分が多く含まれた乾燥肌向けのものもあります。

肌に密着するので隅々まで有効成分が行きわたる洗顔料です。

パウダータイプのようにあまりメジャーではないので、種類は豊富ではありません。

洗浄力が強めなので保湿が大切です。洗顔後は化粧水などで水分を補い、しっかりと保湿をしてください。

乾燥肌の方はなるべく保湿成分が多く含まれたものを選び、洗顔後にスキンケアをきちんと行いましょう。

泡立ちはあまりないので肌の上で泡立てようとすることはNGです。

優しく滑らせるようにTゾーンから順番に洗顔をして、良くすすぐことを心がけてください。

タオルも当てるようにして、決してこすらずに拭きましょう。

洗浄力が高いスクラブタイプ

刺激がとても強く、角質オフや毛穴ケアに向いている洗顔料はスクラブタイプです。

微粒子が洗顔料の中に含まれていて、古い角質や毛穴の中の汚れを取り除くことができます。

毎日の使用は刺激が強すぎますので、週に一度のスペシャルケアとして使用するのがおすすめです。

オイリー肌や混合肌、普通肌の方はスペシャルケアとして使用してもOKですが、乾燥肌、敏感肌の方はあまりおすすめできません。

どうしても刺激が強くなりますので、

  • Tゾーンのみ使用する
  • 毛穴が目立つところにだけ使用する

など、使い分けるといいでしょう。

乾燥が激しい頬に使用すると、より肌荒れを起こす原因となりますので注意が必要です。

  • ソルト
  • こんにゃく
  • クレイ

など、スクラブには種類があります。

ソルトは塩で、洗い上がりがサッパリしていて、オイリー肌の方に向いています。

こんにゃくは柔らかい粒子なので、乾燥肌・敏感肌の方でも使用できます。

クレイとは泥のことで皮脂を吸着する効果がありますので、Tゾーンの使用がおすすめです。

肌を健やかに保つ習慣

肌を健やかに保つ方法は洗顔とスキンケアだけではありません。

洗顔で汚れを落として、スキンケアで肌を整えるのはとても重要なことですが、日頃からできる肌に良いことがあります。

  • 食事を3食きちんととる
  • 良く眠る
  • 紫外線対策
  • 毛穴ケア
  • マッサージ

食生活や生活習慣の見直しが肌を健やかに保つ秘訣です。

特別なことをする必要はなく、心身共に健康的で過ごせる方法で肌も元気になります。

また、ストレスが肌荒れを起こす原因となりますので、ストレス解消も大切です。

適度な運動や香りの良いスキンケアアイテムを取り入れるなどでも効果があります。

ストレスが解消されると、良く眠ることができて肌に良い傾向があらわれます。

ストレスをためこまないように工夫をしてみましょう。

食生活の見直し

食生活の見直し
外側からのスキンケアも大切ですが、内側からも肌をキレイにすることができます。

食品から美容に良いとされる栄養素を摂り入れましょう。

フルーツや野菜には、肌に良い栄養素が多く含まれていて、代表的なものだとリンゴ、ニンジン、納豆です。

リンゴ

ポリフェノールが多く含まれていて、活性酸素を防ぐ効果があるといわれています。
活性酸素はシミそばかすを防ぐ効果が期待されていますので、積極的に摂取したいですね。
皮の部分に多く含まれていますので、ぜひ皮つきのまま食べましょう。

ニンジン

Bカロチンが多く含まれていて、ビタミンAとして摂取され、肌の老化を防ぎ、若々しく保つ働きがあります。

納豆

発酵食品である納豆は腸内環境を整えますので、便秘の解消にもつながります。

これらの食品だけを摂取すれば良いわけではなく、バランスの良い食生活が肌を健康的に保つ源になります。まずは食生活の見直しをしてみましょう。

質の良い睡眠

眠ることと肌は密接な関係にあります。

一見、関係ないように思えますが、ゴールデンタイムと呼ばれる時間に睡眠を取ることがとても大切です。

ただ寝れば良いわけではなく、質の良い睡眠を取る必要があるのです。

ゴールデンタイムとは…?

夜22時~深夜2時までの間です!
この時間帯はホルモンの分泌が活発になるといわれています。
肌が生まれ変わるターンオーバーを促し、健やかな肌を保つことができます。
いきなり22時に寝るというのが難しいのであれば、お休みの日だけ早く寝る、いつもより1時間早くなるなどの工夫をしてみてください。

眠ろうと思っても逆に目が冴えてしまい、眠れないようではストレスになってしまいます。

ストレスは肌に大敵ですので、ストレスを感じないように少しずつ寝る時間を早めてみてください。

テレビやスマートフォンは見ずに、ゆったりとした気分で眠れるように頑張ってみましょう。

紫外線対策

紫外線対策
肌をキレイに保つためには、まず紫外線対策をしましょう。

紫外線はシミそばかすを作り、肌を老化させます。

ハリと弾力の源であるコラーゲンが紫外線により減少してしまうのです。

コラーゲンが減少するとたるみやしわの原因となります。

また、紫外線を浴びすぎるとDNAが破壊されるといわれています。

細胞の遺伝子が傷つくことで皮膚がんの発生を高めることがあります。

曇りの日でも紫外線はありますので、日焼け止めをしっかり塗って防ぎましょう。

日焼け止めはSPF30以上、PA++以上のものがおすすめです。

「SPF」というのは紫外線B波、「PA」は紫外線A波でそれぞれカットする目安があり、それが後ろについている数字と++で表されています。

外出する際は顔だけではなく、露出している肌にまんべんなく塗り、日傘や帽子をかぶりましょう。

毛穴ケアや美白ケアをする

毛穴ケアにはスクラブタイプの洗顔料や酵素タイプが効果的です。

皮脂の分泌が多いと毛穴詰まりを起こし、やがて黒ずみ毛穴に変化してしまいます。

メイクを落とさず寝てしまったり、メイク落としが不十分だったりすると毛穴はどんどん詰まってしまいます。

寝る前にはメイクや汚れを落として保湿をしましょう。

乾燥していると毛穴が広がってきますので、毛穴トラブルを引き起こします。

オイリー肌でも保湿は大切ですので、しっかり水分を補えるようにスキンケアをしてください。

紫外線を浴びすぎたと感じた時は美白ケアをしてみましょう。

洗顔でしっかり古い角質を落とし、ターンオーバーを促すことが大切です。

洗顔後はスキンケアを必ず行い、保湿するようにしてください。

肌は紫外線を浴びると乾燥しやすくなります。

潤いを与え、しっとりとした肌になるようにお手入れは念入りに行いましょう。

マッサージ

マッサージ
スキンケアを行った後にぜひ試してほしいのがマッサージです。

血行を良くして、肌の働きを上げる効果があります。

週に一度スペシャルケアとして取り入れてみましょう。

簡単にできるマッサージをご紹介します。

化粧水後に行いますので、マッサージクリームを用意してください。

  1. 両頬と額、鼻、顎にクリームを乗せて顔全体に広げましょう。
  2. 額の中央からこめかみに向かって螺旋を描くように引き上げながら移動します。こめかみを押してまた額に戻るのをくり返します。
  3. 小鼻は溝に沿って上下させます。
  4. 口周りは口角を上げます。
  5. 頬は顎から螺旋を描きながら引き上げ、外側に向かいながらこめかみに。この時、痛くない程度に力を入れて行うと効果的です。
  6. 目の周りは押しながらこめかみに移動します。
  7. 最後に首ですが、下から上に耳に向かって動き、左右行ったら終了です。

痛みが出るほど強く押さないようにマッサージしてみてください。

まとめ

1.顔のパーツによって洗顔方法が違うので正しいやり方で行うことが大切
2.朝の洗顔は皮脂や汗、ホコリなどの汚れを洗い流す役割がある
3.夜の洗顔はメイクを落とすことが重要でスキンケアで肌の状態を整える必要がある
4.自分の肌タイプを知ってそれにあった洗顔方法で洗顔すると良い
5.洗顔料は肌タイプに合ったものを見つけてコンディションによって使い分けると良い

自分の肌タイプを知り、肌の状態で洗顔料や洗顔方法を変えると健やかな肌を保つことができます。

朝と夜では洗顔の役割が違うので、汚れとメイク落としは必ず行いましょう。

内側からも肌を健やかに保つ方法があるので、食生活や生活習慣の見直しをして健康的に過ごせるように心がけましょう。

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