夏は小鼻の黒ずみが気になる!もしかして毛穴の角栓が原因?

 

鼻の頭や小鼻に出てくる黒いポツポツは、洗っても簡単に落ちません。しかも、顔の中心にできてしまうので目立ちますよね。

この黒いポツポツは別名「いちご鼻」とも呼ばれており、気にしている方も多いのではないでしょうか。しかも、なぜか夏になるとこのポツポツした黒ずみが目立つような気がするという声も聞こえてきます。

「この小鼻の黒ずみはなぜおこるのか?」そして「なぜ夏になると目立つようになるのか?」今回は気になる鼻周りの黒ずみについてお伝えしていきます。

小鼻の黒ずみは酸化した角栓が原因

小鼻の黒ずみは酸化した角栓が原因
鼻の頭や小鼻に、黒く目立つポツポツができることがあります。一見汚れのようにも見えますが、丁寧に洗っているにもかかわらず消えないため、気になるという方も多いようです。

夏になると増えやすい傾向がありますが、特に季節限定というわけではなく一年中現れる可能性があります。実は、この気になる黒ずみの原因は「酸化してしまった角栓」です。

毛穴に皮脂や角質(タンパク質)などが詰まることで角栓ができ、その角栓が酸化すると黒いポツポツが目立つようになります。特にかゆみや痛みがあるわけではないのですが、これも立派な肌トラブルの1つです。

放っておくと角栓が大きくなってしまい、毛穴が広がって見えるようになったり、黒ニキビの原因になったりすることもあるので注意が必要です。黒いポツポツが気になるようになってきたら、しっかりとケアをするように心がけましょう。

角栓ができる仕組み

角栓ができる仕組み
皮脂や古い角質などが毛穴に詰まることで、角栓ができます。毛穴からは常に皮脂が分泌されていますが、毎日正しいスキンケアができていて新陳代謝がスムーズならば何も問題はありません。

分泌された皮脂は天然の保湿成分になるため、赤ちゃんのようなキメの細かいしっとりツヤツヤ肌でいられるのは皮脂のおかげでもあります。また、古い角質も健康な肌ならばトラブルの原因になりません。

肌の再生周期であるターンオーバーは、正常な状態ならば約28日のサイクルとなっています。基底層で生まれた新しい細胞が細胞分裂を起こしながら肌の表面へと押し上げられていき、やがて古い角質として剥がれ落ちる仕組みです。

しかし、さまざまな理由でターンオーバーの周期が乱れてしまうと形が不ぞろいで未熟な細胞となってしまうため、保湿力が低く乾燥した角質細胞になってしまいます。その結果、角質がうまく剥がれ落ちることができずに皮膚表面にとどまり、毛穴に入り込んでしまうため角栓の原因になるのです。

角栓は小さな塊からスタートしますが、このプロセスが繰り返されることでしだいに大きくなり、毛穴が詰まった状態になってしまいます。また、一時的に角栓を取り除くことができたとしても、ターンオーバーが乱れたままだと、またすぐに角栓ができてしまい詰まる原因となります。

しかし、何らかの原因により皮脂の分泌量が過剰になってしまったり、ターンオーバーの周期が乱れてしまったりすると、皮脂と角質が毛穴に入り込み角栓ができやすくなってしまうのです。

なお、角栓ができる原因は、皮脂や古い角質だけではありません。メイクや日焼け止めなどが毛穴に残っていても角栓の原因になる可能性があります。

日々のクレンジングをしっかり行い、その日の汚れはその日のうちにきちんと落とすように気をつけてください。

角栓が酸化すると黒くなります

角栓が酸化すると黒くなります
角質と皮脂が混ざり合うことで作られ、毛穴を塞いでしまう角栓。できたばかりの頃は白いポツポツとした状態なので、少し毛穴が目立つレベルです。この段階だと肌が健康であれば、洗顔やクレンジングなどの日常的なケアでも自然と剥がれ落ちるため問題がありません。

しかし、さまざまな原因で皮脂の分泌が過剰になってしまっていたり、うまく剥がれ落ちない角質が積み重なって角質肥厚(かくしつひこう)になってしまっていたりすると、日常的なケアでは角栓の詰まりがなかなか取れなくなってしまうことがあります。

また、肌質や汚れの度合いに合わないクレンジングや洗顔を使用している場合も同様です。メイクなどの汚れが落としきれずに詰まることで角栓が増えたり、洗浄力が高すぎて皮脂を失って肌が乾燥してしまい、逆に皮脂の過剰分泌がおこってしまったりすることがあります。その結果、角栓の詰まりがうまく取れずに残ってしまうどころか、詰まりを悪化させてしまうこともありえるのです。

なお、しばらく角栓が詰まった状態で過ごしていると、角栓の表面にある皮脂が空気に触れて酸化してしまいます。これが、毛穴が黒ずんで見えるようになる原因です。

表面が黒くなった角栓は、初期の白い角栓に比べると、頑固で落ちにくい状態です。そのため、毛穴の内部により皮脂が溜まってしまい、角栓がさらに大きくなったり、毛穴が広がって見えるようになったりしてしまいます。

黒ずんだ角栓を放置すると、毛穴から皮脂が分泌できなくなり、菌が増殖するなど肌にとってダメージになってしまうかもしれません。

皮脂が酸化して黒ずんだ毛穴はどうしたらよい?

角栓による黒ずみはTゾーンに起こりやすい

角栓による黒ずみはTゾーンに起こりやすい
毛穴の黒ずみは「Tゾーンや小鼻」「頬」などの部位でおこりやすいといわれています。

なぜ黒ずみは「Tゾーンや小鼻」「頬」にできやすいのでしょうか?

それは、他の部位に比べて皮脂腺の働きが活発で、ターンオーバーが乱れやすいからです。さきほど「角栓が黒ずむ原因は、詰まった皮脂の酸化」とお伝えしましたが、皮脂腺の働きが活発ということは皮脂の分泌が過剰になりやすいということ。つまり、角栓ができやすい&酸化しやすいエリアということなのです。

ただし、頬の場合は皮脂の酸化による黒ずみとは限りません。肌のキメが乱れていると表面に凹凸ができてしまうため、光が当たった際に影ができて黒く見えてしまっているだけという可能性も考えられます。

そのため、黒ずみがどの部位にできたかで、ケア方法を変えていきましょう。

Tゾーンや小鼻の場合

皮脂の分泌過剰を抑えることと、ターンオーバーを正常化させることが大切です。

頬の場合

肌を引き締めて毛穴が目立たないようにキメを整えるようなケアを行うとよいでしょう。
毛穴が開きやすいTゾーンのケアをしよう!

なぜ夏になると角栓ができやすいの?

なぜ夏になると角栓ができやすいの?
夏の肌トラブルといえば、代表的なものが「テカリ」や「べたつき」ではないかと思います。夏の暑さで汗の量が増えるため化粧が崩れやすく、肌のテカリやべたつきが気になりますよね。

丁寧に洗ったつもりでも、なんとなく脂っぽいと感じる方が多いのではないでしょうか。また、夏は日焼けしやすい季節ということもあり、紫外線による肌トラブルもおこりやすいのではないかと思います。

でも、実は意外と多いのが「毛穴が気になる」という声なんです。なぜか夏になると「普段よりも毛穴が広がっている気がする」「角栓の黒ずみが気になる」「なんとなく毛穴が目立つ」という方が増えるようです。

角栓が詰まってしまっているため、毛穴が気になるようになってしまっているのだと思います。では、なぜ夏になると毛穴が気になるのでしょうか?

実は、夏は他の季節と比べて角栓ができやすい理由があるからなのです。

皮脂分泌が増えてしまう

毛穴は、皮脂や汗の出口です。もちろん、毛穴から汗や皮脂が分泌されているのは夏だけではありません。

他の季節はそれほど気にならないのに、夏になるとテカリやべたつきが特に気になるようになるのはなぜなのでしょうか?
それは、人の体は湿度や温度が高くなると汗の分泌が活発になり、毛穴からは汗と一緒に皮脂も分泌されるからです。「汗の量が増える=皮脂の分泌量も増える」ということです。また、油が高温で溶け出すのと同じように、気温が高くなると皮脂も溶けて流出しやすい傾向があります。そのため、夏になると通常よりも毛穴から流出する皮脂の量が増えてしまいがちです。皮脂は汗とは異なり蒸発しないため、肌の表面にとどまってしまってテカリやべたつきの原因になってしまいます。

テカリやべたつきを気にしすぎて、一日に何度も洗顔する、洗浄力の強いクレンジングや洗顔を使う、さっぱりタイプのケア用品を使うなど、肌の乾燥を助長しかねないケアをしている人も多いのではないかと思います。しかも、夏は紫外線や冷房が原因でインナードライ肌になりやすい季節でもあります。

乾燥していると感じた肌は、潤すために皮脂を過剰に分泌してしまうというケースも少なくありません。気になるべたつきを解消するために行っているケアが、逆効果になっていたということもあります。

これらの原因から、夏は普段に比べて皮脂の分泌量が増えやすい傾向があるのです。皮脂分泌量が増えるということは、剥がれ落ちた角質と混ざって詰まりやすいということ。

そのため、夏になると角栓ができやすいといわれています。

ターンオーバーが乱れやすい

夏は、強い紫外線や冷房による乾燥で肌のトラブルが増えやすい季節です。肌の表面はベタベタしているのに、実は肌内部が乾燥しているという「インナードライ」の状態になってしまっている人も多いのではないかと思います。

しかも、疲れているのは肌だけではありません。暑さで夏バテになり「睡眠不足」や「食欲不振」「冷房による冷え」などから、体が疲れてしまっている方も増えます。

人は睡眠中に肌ダメージを回復させたりする「成長ホルモン」を分泌していますが、睡眠不足になってしまうと分泌量が低下するため回復力が低下しがちです。また、食欲不振からおこる栄養不足や、冷えからくる血行不良も肌ダメージの回復を妨げる原因になります。

これらのことから、夏は肌の生まれ変わりサイクルであるターンオーバーが乱れやすい傾向があるのです。

ターンオーバーが早まると…

未成熟で保湿力のない角質が増え、剥がれ落ちた角質がうまく排出できなくなってしまいます。排出できずに毛穴に残ってしまった角質が、夏のベタベタした皮脂と合わさることで毛穴を詰まらせて角質になってしまうのです。

ターンオーバーが遅くなってしまうと…

なかなか角質が剥がれ落ちなくなります。その結果、古い角質が積み重なって層のように厚くなる「角質肥厚」になってしまうことがあります。

角質肥厚になった肌は、くすみやごわつきが気になるようになり、美容成分などが浸透( ※角質層まで) しにくくなるため、さらに肌のケアが難しくなってしまいがちです。

毛穴開きの原因はターンオーバーの乱れって本当?

夏だからこそ!角栓対策6つ

夏だからこそ!角栓対策6つ
ここまでの話で小鼻が黒ずんで見える原因や、黒ずみの元である角栓ができる仕組み、なぜ夏になると角栓ができやすいのか等についてお伝えしてきました。

小鼻の黒ずみが目立つ原因は、毛穴に皮脂と角質が詰まってできてしまった「角栓の酸化」です。そして、夏になると角栓ができやすくなる原因は、高温多湿や乾燥などが引き起こす「過剰な皮脂分泌」と、夏の肌や体の疲れが引き起こす「ターンオーバーの乱れ」でしたね。

この2つの肌トラブルを回避することができれば、夏でも毛穴の黒ずみや開きなどが気にならなくなるかもしれません。

では、どのような点に気をつけたら、夏でも角栓ができにくいきれいな毛穴の肌を作ることができるのでしょうか?

そのためには、いくつかの気をつけるべき注意点があります。夏だからこそ気をつけたい「6つの角栓対策」をご紹介します。

1.紫外線を防ぐようにする

紫外線を防ぐようにする
夏は、一年で紫外線が最も強い季節です。紫外線は波長の長さによって「UVAといわれるA波」「UVBといわれるB波」「UVCといわれるC波」の3つに分けられています。

UVCはオゾン層で吸収されて地表にまで届かないため、私たちの肌に直接悪影響をおよぼすのは「A波」と「B波」の2種類です。

A波
地表に届く紫外線の約9割を占めているのがA波。A波は波長が長いため、家の中や車の中などのガラス越しでも届くため、避けることが難しく「生活紫外線」とも呼ばれています。
また、皮膚の深いところにある真皮層に到達して、肌のハリや潤いを生み出すコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸などを作り出す線維芽細胞を傷つけてしまいます。その結果、シワやたるみなどの見た目に影響をおよぼす肌トラブルがおこったり、ターンオーバーが乱れる原因になったりします。
B波
A波に比べると波長が短いため真皮層にまで届かず、皮膚の表面に対して影響をおよぼす紫外線です。屋外にいる時に浴びやすく、一度にたくさん浴びてしまうと肌が炎症を起こして赤くなり軽いやけどのような状態になります。
また、肌を保護するためメラニン色素が分泌され、色素沈着してしまうと肌が黒くなる症状が現れます。シミやそばかすの原因にもなる紫外線です。

どちらの紫外線も浴び続けることは肌にとってよくありません。また、紫外線が原因で水分が失われるため、肌が乾燥しやすくなるので注意が必要です。

ターンオーバーの乱れや乾燥による皮脂分泌過剰がおこりやすい原因になるため、日焼け止めを日常的に使用するなどできる限り紫外線を浴びないように気をつけましょう。

2.インナードライに気をつける

インナードライに気をつける
夏は汗や皮脂などの分泌量が増えるため、表面的には肌が潤っているように見えるかもしれません。しかし、肌の内側では乾燥が進んでしまっているということも多いのです。

外からは肌が潤って見えるのに、肌内部が乾燥している状態を「インナードライ(隠れ乾燥)」といいます。夏の肌がインナードライになりやすい原因はいくつかあります。

夏の冷房に注意!
夏は暑いため、冷房をつけることが増えます。しかし、冷房が効いた部屋は湿度が低くなり、空気が乾燥して肌の水分が失われやすい傾向があります。
汗の分泌量が増えることがインナードライに
夏は高温多湿になるため、汗の分泌量が増えます。暑いので自然と汗は蒸発しますが、その際に皮膚表面の角質に含まれている水分が一緒に奪われてしまうため乾燥が進みやすいです。
間違ったスキンケアもインナードライにつながる
夏は皮脂が多くべたつくため、洗浄力が高いクレンジングや洗顔を使ったり、何度も顔を洗ったりする人が増えます。また、べたつきを気にして、さっぱりタイプなどの化粧水だけで済ませてしまうケースも少なくありません。
しかし、これらのケア方法を続けていると、肌が乾燥しやすい状態になってしまいます。皮脂が失われてしまっているにもかかわらず、保湿が十分にできていないとさらに乾燥がすすんでインナードライの原因になってしまうのです。

上記のような理由により、夏は肌が乾燥しやすい季節です。インナードライにならないようにするために、夏こそ肌乾燥に気をつけた方がよいでしょう。

インナードライって乾燥肌のこと?

3.体をあまり冷やさないようにする

体をあまり冷やさないようにする
女性にとって「冷え」は天敵です。体の冷えは気温が低くなる秋から冬にかけておこりやすい問題だと思われがちですが、実は夏も体が冷えてしまいやすいことを知っていますか?

夏は気温が高くなるため、部屋をエアコンで冷やすことが増えるのではないかと思います。一日中冷えた室内で過ごすと、手足などの末端だけでなく体全体が冷えてしまう原因になります。

また、暑さで食欲が減退してしまう人も多く、冷たい食べ物や飲み物ばかりを好んで摂取しがちです。しかも、入浴の際も「暑いから」という理由で湯船に浸からずに、さっとシャワーだけで済ませてしまうという人も多いのではないでしょうか。

これでは体温を上げたり、体を内側から温めてあげたりすることができません。その結果、気温の高い夏は、冬とは別の理由で体が冷えてしまいがちです。

体が内部から冷えてしまうと血流が悪くなるため、下記のような問題がおこりやすくなります。

  • 肌の乾燥やターンオーバーの乱れ等を増長する
  • ホルモンバランスが乱れる
  • 不眠を引き起こす
  • 免疫力が低下し、体調を崩しやすくなる
  • 血行が悪くなり、栄養が行き渡らなくなる

体が冷えることで血行不良になると、体に新鮮な酸素や必要な栄養素が行き渡らなくなるため、肌トラブルの原因になりやすいといわれています。

また、良質な睡眠を得られないことで成長ホルモンの分泌が減少し、肌のダメージを回復することが難しくなります。そのため、夏こそ体を冷やさないように気をつけるようにしましょう。

4.しっかり睡眠を取る

しっかり睡眠を取る
肌の健やかな代謝を促すためには女性ホルモンの「エストロゲン」や「成長ホルモン」などのホルモン分泌が不可欠です。

女性ホルモンは美のホルモンと呼ばれており、肌に潤いやハリを与えてくれます。また、成長ホルモンは壊れたり古くなったりした細胞を再生する働きを促すため、ターンオーバーを整える手助けをしてくれます。

これらのホルモンは睡眠中に多く分泌されており、寝ている間に体のメンテナンスを行っています。しかし、睡眠不足になってしまうとバランスが乱れ、ホルモンの分泌量が減少してしまうのです。

寝不足の時に目の下にクマができるのも、ホルモンバランスが乱れてターンオーバーがうまくいかなくなることが原因という説もあります。ホルモンの分泌量を増やすためには、最も深い「ノンレム睡眠」に入ることが大切といわれていて、寝入ってから3時間に深い良質な睡眠を得ることが大切です。

睡眠を促す効果がある「メラトニン」は夜暗くなると自然に分泌が始まりますが、これは日中に分泌されている「セロトニン」が変化したもの。セロトニンは光の刺激により合成されて増えるため、メラトニンの分泌量を増やすためには日中にしっかりと太陽の光を浴びてセロトニンの分泌を促しておくことが大切です。

なお、ホルモンの分泌量は30歳前後を境に、減少する傾向があります。加齢に伴い肌トラブルが増えてきた人は、良質な睡眠が得られるように気をつけてみてください。

5.バランスのよい食事をする

バランスのよい食事をする
夏になると暑さから食欲が低下する人が多く、麺類や軽めであっさりとした食事を好む人が増えるようです。しかし、体のことを考えると、栄養バランスが偏った食生活はよくありません。

軽食では、下記の大切な栄養素が不足してしまいがちです。

  • タンパク質
  • ビタミンA
  • ビタミンB群
  • ビタミンC
  • ビタミンE
  • ミネラル など

夏に角栓を増やさないようにするため、さまざまな栄養素をバランスよくしっかりと摂取するように気をつけましょう。

ビタミンB2が多く含まれる食材
なかでもターンオーバーの乱れを戻してくれる「ビタミンB2」がおすすめ。ビタミンB2は「皮膚や粘膜のビタミン」と呼ばれており、肌のターンオーバーを促す上で重要な栄養素です。

  • レバー
  • 牛乳
  • 緑黄色野菜 など
腸内環境を整える上でおすすめする食材
また、腸内環境の乱れも肌トラブルの原因。腸内に悪玉菌が増えてしまうと、アンモニアなどの有害物が生成されてしまい、血液を介して全身に運ばれて肌トラブルの原因になりかねません。

  • ヨーグルト
  • チーズ
  • 味噌
  • 納豆などの発酵食品
  • さつまいも
  • ごぼう
  • 海藻 など

食物繊維が多く含まれるものなどです。

夏はさっと軽い食事で済ませたくなる気持ちもわかります。しかし、肌のためにもしっかりと考えて食事を取るようにしましょう。

6.夏の肌にあったスキンケアを行う

夏の肌にあったスキンケアを行う
夏は汗や皮脂によるべたつきが気になるため、さっぱりタイプのスキンケアを好む方が多いようです。なかには「汗をかいてべたつくから、乳液やクリームは使わない」という自己流のケアを行っている方もいます。

しかし、角栓ができやすい人は肌が乾燥している可能性が高いので、夏こそしっかりと保湿して乾燥ケアをするようにしてください。肌にとって水分と油分のバランスは大切です。

バランスが整っていると角質が潤い、皮脂の過剰分泌を防ぐことができます。そのため、夏でも化粧水だけで終わらせることをせずに、乳液やクリームなどを使ってきちんと油分を補うようにしましょう。

また、皮脂分泌の多さが気になって洗浄力の高いクレンジングや洗顔を使う方もいるようです。しかし、皮脂は肌にとって天然の保湿成分になるため非常に大切です。

あまり積極的に皮脂を奪いすぎると、逆効果になってしまうためよくありません。皮脂を落としきってしまうのではなく、潤いを適度に残すように気をつけましょう。

なお、どうしても汗や皮脂が気になる時は、朝晩のケアのあとに毛穴を引き締める効果が期待できる「収れん化粧水」を使うのもおすすめです。コットンで優しくパッティングしてあげることで、毛穴を引き締める効果も期待できます。

普段から毛穴ケアを心がけましょう

普段から毛穴ケアを心がけましょう
角栓が酸化して黒ずんでしまうと、なかなか詰まりを取り除くことができずにケアが困難になってしまうことが多いです。そのため、黒ずんでしまう前に、できるだけ早めの対策が必要になります。

普段から角栓を作らせないよう、毛穴の詰まりを解消するケアを心がけるとよいでしょう。なお、どんなに高価なスキンケアアイテムを使ったとしても、肌に汚れが残ってしまっていては効果が発揮できません。

そのため、洗顔はしっかり泡立てた状態で優しく顔を洗う必要があります。特に皮脂分泌が多いTゾーンや小鼻周りは、しっかりと汚れを落としてください。

毛穴は温めることで開き、汚れが落としやすくなるためホットタオルなどを使うのもおすすめです。

毛穴の詰まりを解消するクレンジングの選び方

まとめ

1.小鼻の黒ずみは酸化した角栓が原因
2.夏は角栓や黒ずみができやすい季節
3.角栓は皮脂の過剰分泌とターンオーバーの乱れが原因
4.角栓を作らないようにするためには、乾燥や冷え対策が重要
5.普段から毛穴の詰まりを解消しよう

夏になると小鼻の黒ずみが気になるという人が増えるようです。その原因は、皮脂の分泌過剰やターンオーバーが乱れたことによる毛穴の詰まりです。

詰まってしまった角栓が酸化することで、黒ずんで見えるようになってしまうのです。夏は角栓ができやすい季節なので、乾燥や冷え対策などをしっかりと行い、良質な睡眠を取るように心がけましょう。

なお、黒ずんでしまった角質を取り除くことは大変なので、普段から毛穴が詰まらないように気をつけることが重要です。

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