- 乾燥肌、肌荒れ、ニキビや吹き出物などの肌トラブルの改善
- 毛穴トラブルの改善、角栓の除去
- アンチエイジング
- 日焼けしたお肌の炎症を抑える
- アトピー性皮膚炎のかゆみを抑える
- 頭皮やヘアケアトラブルの改善
ホホバオイルは乾燥肌に有効なのか?
乾燥肌からアンチエイジングまでホホバオイルが改善します
ちまたで話題のホホバオイルが気になっている人は多いようです。
ホホバオイルはスキンケアからボディケアやヘアケアまで全身の美容ケアに適した万能オイルで、さまざまな肌トラブルを改善すると評判になっています。ホホバオイルの最も特徴的な作用は保湿力です。
ホホバオイルの成分は人の皮膚の皮脂膜(皮脂腺がから分泌され皮脂と汗腺から分泌される汗が混ざり合ったもの)と、とても似ているとされています。そのため、ホホバオイルはお肌への浸透力も高く「1~2滴」お肌につけただけでその作用を実感できるでしょう。
スッとお肌になじみベタつきもなくサラッとした手触りです。人の肌の成分と似ているホホバオイルは、お肌への刺激はもちろん少なく、乾燥肌、敏感肌、オイリー肌など肌質に関係なく安心して使うことができます。
そんな万能なホホバオイルを使って、長年悩んでいた乾燥肌を改善しましょう。美肌をつくるホホバオイルの正しい使い方を紹介します。
乾燥肌を改善するホホバオイル
ホホバオイルは抗酸化力、抗菌力の高いビタミンEが豊富に含まれており、ヤケドの治療やアトピー性皮膚炎のステロイド剤の代替として現在の医療現場でも使われている安全性の高いオイルです。
ホホバオイルは美容面でもさまざまなシーンで用いられています。
などさまざまな作用が期待されます。
ホホバオイルの特性
医療から美容までさまざまな作用があるホホバオイルですが、その優れた性質を見ていきましょう。
ホホバオイルには、乾燥肌や肌荒れを改善するさまざまな栄養素が含まれています。
ビタミンA、ビタミンD、ビタミンEが含まれています。ビタミン類はお肌のシミ、シワ、たるみ、くすみなど肌老化を予防します。
ビタミンA:お肌の乾燥を防ぎモチモチの柔らかい肌を取り戻します
ビタミンD:髪の毛の再生を促します
ビタミンE:細胞の活性化、血流を促す働きがあります
皮膚や頭髪の原料となるアミノ酸は、お肌の乾燥を防いでくれる栄養素です。
シミ、ソバカスを予防し、アンチエイジングの作用も期待されます。
ホホバオイルは酸化しづらい特性があるため、成分が変質しにくいといわれています。バクテリアの繁殖もほとんどなく、無添加でも長期間の保存が可能です。
ホホバオイルのおもな成分は、ワックスエステルというエステルで、人の皮膚の角質層にも存在します。そのためホホバオイルは人の肌にとてもなじみやすいのです。
ホホバオイルの作用
ホホバオイルがお肌にどういった作用があるのか、メリットを説明しましょう。
ホホバオイルは皮脂のコントロール、保湿、雑菌の繁殖を抑えるなどのさまざまな作用があります。乾燥肌には皮脂分泌を促進し、オイリー肌には皮脂を抑制し皮脂バランスを調整してくれます。
ニキビの原因となるアクネ菌の増殖を抑える作用もあるので、ニキビや吹き出物の予防、改善にもおすすめです。
ホホバオイルは高い保湿力を持っています。乾燥肌が原因で起こるシワ、シミ、たるみ、ほうれい線などの肌老化を予防し改善します。また豊富に含まれているビタミン類が新陳代謝を高め、メラニン色素の生成と排出のバラスを整え、くすみとシミのないお肌へと導いてくれます。
ホホバオイルの主成分であるワックスエステルは、お肌のハリと弾力を高める作用があります。シワやたるみなどの肌老化を予防し、潤いあるモチモチ肌を取り戻します。
日焼けしたお肌はすぐに保湿ケアをしなければ、水分が不足してカサカサの乾燥肌になってしまいます。お肌への浸透力が高いホホバオイルは日焼けしたお肌をすぐに保湿し、炎症やほてりをおさえます。またビタミンEの抗酸化作用で、日焼けしたお肌のメラニン増加を防ぎ、炎症後の吹き出物の予防にもなります。
ホホバオイルは紫外線から頭皮を守り、傷んだ髪を乾燥から防いで自然なツヤを与えます。また頭皮の毛穴の汚れを除去する作用、ビタミンEが新陳代謝を促し抜け毛を予防します。次からは美肌をつくるホホバオイルの正しい使い方を紹介します。
ホホバオイルでクレンジング
ホホバオイルは他のオイルに比べても分子構造が小さく浸透力に優れています。メイク汚れを落とすクレンジングとしても使用できるうえ、高い保湿力で潤いを保ちながらメイクをオフします。
- たっぷりのホホバオイルを手に取り、顔全体に指の腹を使ってクルクルとマッサージしながら優しくなじませていきます。力を入れなくてもすっきりオフできます。
- よくなじませた後、ティッシュまたはコットンなどで拭き取ります。ぬるま湯で流すのもOKです。
- クレンジング後は洗顔料をたっぷりと泡立てて、きれいに洗いましょう。
- 目元、口元のポイントメイクは先に専用のリムーバーで落としておくとよいでしょう。毛穴の奥までしっかり汚れを除去してくれるので、すべすべのお肌になります。
⇒乾燥肌におすすめのクレンジング方法と選び方
ホホバオイルでオイルパック
湯船に入りながら、ホホバオイルをたっぷりと顔にぬってマッサージをします。いつものクレンジングや洗顔では落とし切れない皮脂や古い角質、毛穴に詰まった角栓を浮き上がらせ除去します。
お肌のデトックス作用、お肌の新陳代謝といわれるターンオーバーを促し美しいお肌を取り戻すことができます。顔以外にも、ひじ、ひざ、かかとなど乾燥が気になる部分にもおすすめです。
マッサージ後は、洗顔料をたっぷりと泡立てて、きれいに洗い流しましょう。
ホホバオイルで保湿ケア
ホホバオイルはお肌への浸透力が高く、また水分との相性がよいので化粧水ともなじみやすく、オイルのベタつきが無くさらっとした感触です。
- 洗顔後に3〜4滴ほどを全体になじませていきます。顔の中心から外側に向かって、優しく丁寧につけていきましょう。
- その後、化粧水→美容液→乳液→クリームをつけます。
他のオイルを化粧水前につけると、肌表面に膜ができてしまい化粧水が浸透しにくくなります。しかし、ホホバオイルは人の皮脂と似た構造の成分のため、それが可能なのです。
逆に、化粧水の前にホホバオイルをつけることで化粧水の浸透力が高まり、お肌にたっぷりの潤いを与えることができます。
ホホバオイルでヘアケア
髪の毛が乾燥すると、髪の毛にツヤと潤いがなくなり一気に老けたイメージになります。ホホバオイルで髪を乾燥と紫外線から守りましょう。
- 髪の毛を洗った後に、髪をコームでとかし、ホホバオイルを毛先中心になじませていきます。
- その後、ドライヤーで髪を乾かします。
- 髪の毛がかなり痛んでいる場合は、洗い流さないトリートメントにホホバオイルを混ぜて使うのもよいでしょう。
- またドライヤーで乾かした後に、毛先を中心にホホバオイルをつけてコームでとかしながらなじませます。
- その後ドライヤーでしっかり乾かすと、サラサラのツヤある髪に仕上がります。
ホホバオイルで日焼け後のケア
日焼けしたお肌をそのままにしておくと、乾燥肌が悪化してシミ、シワ、たるみなど肌老化の原因につながります。ホホバオイルに含まれるビタミンEなどの抗酸化作用によって、日焼け後に起こるシミ、シワ、また炎症による吹き出物の肌トラブルを予防します。
- 日焼けしたお肌にたっぷりのホホバオイルをぬります。こすらずに、優しくなでるようにまんべんなくつけましょう。
- その後、化粧水→美容液→乳液→クリームの順に保湿ケアを行います。
ホホバオイルの注意点
ホホバオイルを使用する際の注意点と選び方を説明します。
ホホバオイルには大きく分けて2つの種類があります。
- クリアホホバオイル
- ゴールデンホホバオイル
ホホバオイルは赤ちゃんのお肌にも安心して使えます。しかし「アレルギーが心配な人」「初めてホホバオイルを使う人」はクリアホホバオイルから始めてみるとよいでしょう!そしてパッチテストを行ってから使用すると安心です。
保存をする際は、直射日光の当たらない場所に常温で保存します。ホホバオイルは温度が10度以下になると固まりやすくなるので冬場の保存場所には気をつけましょう。
他のオイルと違って劣化しにくいのがメリットですが、あまりにも長期間の保存は避け、半年くらいで使い切るのがベストです。長期保存する場合は、小さい容器に使う分だけを入れて、無くなったら補充するという使い方がおすすめです。
⇒バリア機能を高めて乾燥肌トラブルを防ぐ方法
(まとめ)ホホバオイルで美肌を取り戻しましょう
2.ホホバオイルの作用
3.ホホバオイルでクレンジング
4.ホホバオイルでオイルパック
5.ホホバオイルで保湿ケア
6.ホホバオイルでヘアケア
7.ホホバオイルで日焼け後のケア
ホホバオイルは乾燥肌だけでなく、さまざまな肌トラブルや髪の毛のトラブルを改善するとても優秀なオイルです。ホホバオイルが1本あれば、全身を潤いとツヤで整えることができます。
赤ちゃんから乾燥肌、敏感肌、オイリー肌まで、どんな肌質でも安心して使うことができます。今日からホホバオイルで美しいお肌を目指しましょう!