女性のための正しいスカルプケアガイド。頭皮ケアやシャンプーの選び方を伝授

目次
肌のゆらぎを感じやすい春は、頭皮のかゆみやフケ、抜け毛などの頭皮トラブルが起きやすい季節でもあります。また、頭皮は顔と繋がっているため、頭皮ケアを怠ると顔のたるみの原因になってしまうことも。健やかな頭皮と髪、キュッと引き締まった印象のフェイスラインをキープするためにも、この春からスカルプケアを始めませんか。
春の頭皮トラブルの原因
どうして春は、頭皮トラブル*が起きやすいのでしょう。それは肌のゆらぎと同じような要因が考えられます。
その① 寒暖差
春になると気温が上がることで血行が良くなり、血管が拡張します。血管の周りにはかゆみを感じる神経があり、それが刺激されることでかゆみが生じることがあります。頭皮も身体の皮膚なので例外ではありません。また気温が上がることでじんわりと汗をかいたり、湿度の変化によって頭皮の皮脂バランスが乱れることも。これによって抜け毛・フケ・かゆみなどを引き起こすこともあります。
その② 紫外線
肌と同様に、紫外線を浴びると髪や頭皮も乾燥しやすくなります。3月頃から徐々に日差しが強くなりますが、 髪や頭皮も乾燥し、頭皮トラブルを招く要因に。強い紫外線は髪表面のキューティクルも傷つけるため、パサつきやうねり、ツヤの低下などの原因にもなります。
その③ 新生活によるストレス
環境や人間関係の変化により気付かぬうちに無理をしていたり、生活リズムが乱れてしまうこともあるでしょう。これらの負担が頭皮にも悪影響を及ぼし、抜け毛・かゆみ・気になるにおいの原因になります。
その④ 年末年始の暴飲暴食の影響
今の髪の状態は、3ヶ月前の生活やケアの結果が表れています。3ヶ月といえば、ちょうど年末年始の頃。イベント続きでつい食べ過ぎた、飲み過ぎたという方もいることでしょう。暴飲暴食はヘアサイクルを乱す原因にもなり、抜け毛が増えてしまうこともあります。
* 肌あれや乾燥
春は頭皮ケアに適した季節
頭皮&髪のダメージリスクが大きい時期ですが、春はケアの効果を感じやすい季節でもあります。暖かい季節になると、新陳代謝が活発になるため、体の隅々にまで栄養が行き渡りやすくなります。お手入れの効果が表れやすい状態でもあるので、まさにスカルプケアを始めるのに最適なシーズンと言えるでしょう。
頭皮ケアの基本ステップとアイテムの選び方
一般的なシャンプーやトリートメントは髪のダメージ補修やうるおいを与えることに特化して開発されていますが、頭皮ケアを始めるなら、“ 健やかな頭皮環境を整える ”ことを目的に作られたスカルプケア用のヘアケアシリーズがおすすめです。髪を洗う時のポイントや、頭皮のマッサージ方法を今日から意識して取り入れてみてください。
①洗髪前のブラッシング
まず洗髪前にブラッシングを行いましょう。ほこりや大きな汚れを落とすことはもちろん、髪の絡まりをほどくことで、洗髪時の抜け毛を抑えられます。また硬くなった頭皮をほぐしながら、血行促進も期待できます。
✓POINT スタイリング剤を付けている場合も、シャンプーの前に髪が固まっている部分をブラッシングでよくほぐすことで抜け毛を防ぐことができます。無理な力で行うと切れ毛になってしまうので、やさしく丁寧に行いましょう。 |
②予洗い
シャンプーを使う前に、ぬるま湯で頭全体をしっかりと予洗いしましょう。髪や頭皮に付着したほこりや汚れをある程度除去することができ、髪と頭皮全体にシャンプーが行き渡りやすくなります。
③シャンプー
頭皮や髪の汚れはしっかり落としながら、必要なうるおいを残してくれるシャンプーがおすすめです。
③-1.シャンプーは手のひらで泡立てる
シャンプーは必ず手のひらで泡立ててから、指の腹を使い頭皮を揉み込みましょう。髪の毛でシャンプーを泡立ててしまうと髪同士の摩擦により髪が痛む原因に繋がります。
③-2.指の腹で洗う
まずは頭皮を洗いましょう。指の腹を使い、マッサージをするように洗います。力を入れすぎたり爪を立ててしまうと、髪が傷んだり頭皮の炎症を招いてしまうことがあるので気を付けましょう。スカルプブラシを使用するのもおすすめです。
✓POINT 鏡から見えにくい耳の際、首の裏や生え際の洗い忘れに注意しましょう。頭の後ろから洗うことを意識すると忘れにくくなります。 また、シャンプーが足りないと感じたら量を足してたっぷりの泡で洗いましょう。泡の量を増やすことで、摩擦を軽減することができます。 |
④トリートメント
髪のダメージケアが叶うトリートメントを意識的に選ぶようにしましょう。シャンプーとライン使いすることで、より高い効果が期待できます。
④-1.水気をよく切り、毛先から塗布
シャンプー後の水気をよく切り、毛先などダメージが気になる部分を重点的に塗布しましょう。その後、髪全体になじませていきます。
④-2.すすぎ残しがないようにしっかり洗い流す
髪のダメージを補修するため、塗布してから1~3分なじませてから洗い流します。すすぎ残しは頭皮トラブルに繋がる可能性があります。頭皮や生え際まですすぎ残しがないようにしっかりと洗い流しましょう。
⑤育毛剤で頭皮にうるおい補給し、育毛をサポート
育毛剤と聞くと薄毛を気にする人が使ったり、50代や60代と年代を重ねてから使用することを想像される方もいることでしょう。顔を洗ったら化粧水や美容液を使ってスキンケアを行うように、「肌」である頭皮も同じようにスキンケアを行うと、健やかな頭皮状態を維持することができ、年を重ねても美髪をキープすることができます。美しい髪は健康な頭皮からしか生えてこないので、年齢は関係なく、ヘアケアとして日頃から使用することをおすすめします。
+α 頭皮マッサージ
直接的に頭皮をマッサージすることで血行を促すことができます。簡単なマッサージを日々の習慣にすることで、リフレッシュ効果も期待できるでしょう。
頭皮ケアにおすすめ。clayence スカルプケアシリーズ
頭皮ケアに特化したclayence(クレイエンス)のスカルプケアシリーズ。スカルプケアの基本アイテム「シャンプー」、「トリートメント」、「育毛剤」が揃い、理想的なお手入れを叶えることができます。
シャンプー
うるおいは残して、頭皮はすっきり! clayence 天然由来の微細なクレンズクレイ*1とやさしいアミノ酸系洗浄成分*2が、髪と頭皮に必要なうるおいは残しながら汚れや余分な皮脂をしっかり吸着洗浄します。さらに2種の有効成分*3の働きで頭皮と髪の汗臭を防ぎ、ベタつき・フケ・かゆみなどの頭皮悩みにアプローチ。頭皮環境を健やかに整え、根本はふんわり・毛先はまとまる、理想の髪へ導きます。 *1 ベントナイト(吸着成分) |
トリートメント
髪のダメージを補修しながら、 clayence 髪をしっとりとまとめるミネラルクレイ*1とダメージを受けた髪にツヤを与えるヘアグロウ成分*2配合で、毛先までまとまるなめらかなツヤ髪に整えます。さらに「ボリュームケアコンプレックス*3」が内側と外側からWでアプローチし、髪にハリ・コシを与えてボリューム感アップ。朝のセットも楽にしてくれることでしょう。 *1 含硫ケイ酸アルミニウム(整肌成分) |
育毛剤
1回1分で簡単ケア! clayence 発毛を促進する有効成分と、育毛成分をサポートする海泥熟成ミネラルエキス*を組み合わせた独自処方の薬用育毛剤。薄毛の原因をケアして脱け毛を防ぐだけでなく、頭皮の炎症などを抑制し、フケ・かゆみを防ぎながら発毛促進。継続するたび発毛促進・育毛・脱毛予防のトリプル効果で、健やかで強く抜けにくい髪へと導きます。コリ固まりやすい頭皮の為に、考え抜かれた形状のヘッドは、押すと中身が適量出て頭皮に直接塗布できるので、トントンするだけで気になる部分を目がけてどなたでも簡単にお使いいただけます。 * フムスエキス(頭皮保護成分) |
その他、日常生活で取り入れたい対策
健やかな頭皮環境を育むためには、生活習慣の見直しも大切になります。
紫外線対策
顔と合わせて、髪と頭皮の紫外線対策・UVケアを習慣化しましょう。外出する時は帽子や日傘で直射日光を避けるようにしてください。また外を歩く時はできるだけ日陰を選んで歩くようにしましょう。
首・肩のコリをケア
首や肩の疲れは、頭皮の血行にも悪影響を及ぼします。頭皮の血行は美髪を生み出すための第一条件です。首・肩に辛さを感じたら、肩を大きく前後に回したり、首をゆっくり前後左右に動かしてみましょう。
規則正しい生活
頭皮はライフスタイルの乱れが出やすいパーツです。心と体がしっかりと休まるように、毎日決まった起床時間、十分な睡眠、適度な運動など、健康的な生活を心がけるようにしましょう。
バランスのとれた食事
主食、主菜、副菜など、すべての食材をバランス良く食べることが大切です。中でも特に摂取したいのが、肉、魚、豆類、乳製品、卵などのたんぱく質。また、えごま油やオメガ3系脂肪酸も血行を改善し、毛髪や頭皮の健康を維持する効果が期待されています。
美しさは頭皮環境から
見た目年齢を大きく左右する髪の印象。スキンケアを頑張っていても、髪がパサついていたら、せっかくの美しさも半減しかねません。自分の魅力を最大限引き出すためにも、肌と合わせて頭皮のお手入れにも力を入れていきましょう!
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(編集 / プレミアアンチエイジング編集部 あだち)