突然の肌あれの原因は?春の肌を土台から整えるスキンケア

目次
春先になると肌が不安定になり、ニキビや赤み、肌あれが気になってしまうこともありますよね。外出する時はメイクで隠したくなりますが、あまりメイクを重ね過ぎてしまうと肌の負担になって悪化してしまうことも…。この機会に肌あれの原因と対策を学びながら、土台*から健やかな肌を目指しませんか。
* 角質層
肌あれが起きる原因
肌あれの原因はさまざまな理由が考えられますが、大きな原因のひとつに、肌のうるおいバリアが弱まり、肌が刺激を受けやすい状態になっていることが考えられます。
肌のバリア機能とは肌の角質層が持つ機能のことで、うるおいを守り、外部の刺激や異物から皮膚を守る働きをしています。
しかし、寒さや乾燥により水分が奪われてしまうと、うるおいのバリアが乱れて、外からの刺激*を受けやすい状態に。わずかな刺激でも肌が敏感に反応して肌あれしやすくなるのです。
* 紫外線による乾燥や大気浮遊物質などによる
肌のコンディションが乱れる原因
特に季節の変わり目は肌への影響も大きく感じられますが、なぜ春は特に肌のコンディションが乱れやすいのでしょう。そこには、春特有の理由がありました。
①乾燥
春になり気温は上がりますが、実は湿度は低いままです。冬の低い湿度のまま気温だけが上がるため、冬同様乾燥によるダメージのリスクがあります。また、冬の間に蓄積された乾燥によるダメージにより、肌のうるおいバリアが低下した状態になっていることもあります。
②紫外線
3月頃から急激に増加し始める紫外線量。4月になると、真夏とほぼ変わらない量が降り注いでいると言われています。紫外線による乾燥は肌表面や角質層のうるおいを奪い、肌のダメージ*を深刻化させる原因になります。
* 肌あれや乾燥
③寒暖差
春は数日間で大きく気温が変化したり、日中と夜で1日の中でも温度差が大きく、寒暖差の激しい季節です。実は、近年寒暖差が体調だけでなく肌にもダイレクトに悪影響を及ぼすことが明らかになりました。寒暖差のストレスで肌がデリケートになると、外的刺激*を受けやすい状態になります。
* 紫外線、乾燥、大気浮遊物質などによる
④摩擦
花粉症の影響でティッシュを使ったり、マスクをして外出する方も増えるのではないでしょうか。ティッシュやマスクの繊維による摩擦が刺激となって、肌のうるおいバリアが乱れてしまうこともあります。
気をつけたい!肌あれを悪化させてしまうNG習慣
日々の何気ない習慣が、実は肌のコンディションを悪化させる原因になってしまうことも。肌のコンディションが乱れてしまっているとき、気をつけたいNG習慣をご紹介します。
①過剰な重ね塗りメイク
赤みや肌あれを隠そうと、ファンデーションやコンシーラーなどベースメイクを過剰に重ねてしまうと肌の乾燥が進みやすくなったり、ファンデーションがシワや毛穴に落ちやすくなるため、メイク崩れの原因にも…。肌の負担になるだけでなく、重ね塗りにより肌のツヤ感を失い、老け見えしてしまうこともあるので、完璧に隠すよりも活かすメイクを心がけましょう。
②過剰なクレンジングや洗顔
肌を清潔に保つことは大切ですが、洗いすぎは肌のうるおいバリアを弱める原因になってしまいます。花粉や汚れが気になるからといって、1日に何度も洗顔をするのは控えましょう。また、洗顔をする際には肌に刺激を与えないようやさしい力で撫でるように洗うことがおすすめです。
③肌に合わないスキンケア
肌のコンディションが乱れているときは、普段よりも肌が過敏になりがちなのでスキンケアを見直すこともおすすめです。肌にやさしいアイテムを選ぶように心がけ、肌の刺激になりやすい成分はなるべく避けるようにしましょう。
肌のコンディションを整える、スキンケアのコツ
肌あれ対策にはメイクで隠すだけではなく、土台*から整えるスキンケアで肌本来の力をサポートしてあげることも大切です。乱れたうるおいバリアを補うために必要なのは高い保湿力。そして炎症を抑えて肌あれを防ぐ成分が入っていることもポイントになります。「洗う」「補う」「守る」の順番にお手入れのコツを見ていきましょう。
* 角質層
【洗う】
肌のうるおいバリアは水分と油分のバランスで保たれているため、適度な皮脂も必要です。洗いすぎると必要以上に皮脂を奪ってしまい、余計に乾燥を促進させてしまうことも…。肌が敏感になっているときは、肌にやさしい成分のクレンジングや洗顔を選び、摩擦に注意しながらやわらかくなでるようなタッチで洗うように心がけましょう。
リニューアル!肌へのやさしさと DUO(デュオ) 乾燥やゆらぎやすい肌の悩みケアに特化した低刺激処方*2の薬用クレンジングバーム。季節の変化や外的刺激*3により敏感に傾いた肌をいたわり、肌バリアをサポート*4。肌悩みを繰り返しにくい、しっとり柔らかな保水肌に導きます。爽やかなハーバル精油の香り。 *1 予防すること |
【補う】
洗顔の後はしっかりと保湿をして、うるおいを補ってあげることが大切です。刺激が気になるときには、敏感肌の方によるパッチテストや、スティンギングテスト、アレルギーテスト、ノンコメドジェニックテスト実施済みの商品を選ぶのもおすすめです。DUOやCANADEL(カナデル)は肌へのやさしさに徹底的にこだわった設計。備えておけば心強い、お守りコスメとしてもおすすめです。
1本でマルチに活躍する、薬用美白美容液 DUO シワ改善・美白*2有効成分「ナイアシンアミド」がコラーゲンの生成を促し、真皮から押し上げることでシワを改善。さらにこだわりの「バリアショットブースター処方」を採用し角質層まで美容成分をしっかり届け、うるおいをキープ。シミ*2・そばかすを防いで、透明感のある明るいハリ肌が目指せます。 *1 年齢に応じたお手入れのこと |
エイジング悩み*1が深刻化しやすい CANADEL 薬用有効成分「グリチルリチン酸ジカリウム」が、炎症による肌あれを防ぎながらやさしくケア。薬用有効成分「ナイアシンアミド」は、気になるシワ・シミ*2・にアプローチして明るく角質層からもっちりしたハリ肌へ導きます。くすみ*4をケアしながら、さらに乱れがちなうるおいバリアもサポートして、ゆらぎにくい肌環境に整えます。 *1 乾燥によるハリ、ツヤのなさ |
【守る】
肌のコンディションを整えるためには、外からの刺激*を防ぐことも大切です。特に、紫外線対策・UVケアはオールシーズン、毎日行いましょう。 帽子などで紫外線から肌を物理的にガードするのも効果的ですし、下地やファンデーションとまとめてUVカットができるアイテムを使うと、スキンケアやメイクの時間を短縮することができます。
* 紫外線、乾燥、大気浮遊物質などによる
エイジングケア*1+日焼け止めの DUO みずみずしいテクスチャーでピタッと密着。光を味方*2に受けて美肌へ導く、日中用美容乳液です。肌にうるおいを閉じ込めながら、しっかり紫外線をブロックして日焼けによるシミ・そばかすを防ぎます。肌にやさしい*3ノンケミカル処方。 *1 年齢に応じたお手入れのこと |
メイクをする際のポイント
「やっぱり外出時には肌あれが気になる」「少しでもメイクで肌をきれいに見せたい」。そんな時のメイクのポイントをお伝えいたします。
①グリーン系の下地で赤みをカバー
ファンデーションやコンシーラーを厚く重ねるのではなく、グリーン系の下地を使うと赤みを自然に抑えることができます。広範囲で塗ってしまうと肌色が悪く見えてしまうので、赤みを抑えたい箇所に部分的に使用するのがおすすめです。
②スキンケア成分が含まれたメイクアイテムの活用
肌コンディションが乱れているときには、スキンケア効果の高いメイクアイテムを選びましょう。例えば、セラミド・ヒアルロン酸・コラーゲン・シアバター・アルガンオイルなどの保湿成分が配合されたもの。そして、敏感肌用、低刺激設計といった肌負担に配慮された商品もおすすめです。
③メイクツールを清潔にする
メイクブラシやパフを洗わずに使い続けていると、皮脂が付着して雑菌が繁殖し、赤みが悪化してしたり肌トラブルの原因になる可能性があります。定期的に洗浄するか使い捨てを取り入れるなど、清潔なメイクツールを使うようにしましょう。
外側と内側、Wのケアで上手に付き合っていきましょう
肌コンディションの乱れは、もしかしたら身体からのSOSサインかも?なるべく、ストレスを溜めないことも美肌への大切なステップです。季節の変わり目は身体も心も疲れやすくなるので、適度な休息を大切に過ごしていきましょう。
(編集 / プレミアアンチエイジング編集部 しばた)