ゆらぎ肌に終止符を!肌を土台から整えるスキンケアガイド

季節の変わり目に「肌が敏感になっている」と感じることはありませんか?もしかしたらそれは「肌のゆらぎ」かもしれません。自然に良くなるだろうと放置してしまうのはNGです。ゆらぎ肌とはどんな状態なのか理解して、適切なスキンケアで肌を整えましょう。
ゆらぎ肌とは?
乾燥、吹き出物、赤み、ヒリヒリ、ざらつき、ごわつきなどが現れ、一時的に肌が敏感になっている状態を指します。
ゆらぎ肌の原因
肌が敏感になってしまう原因は、肌のバリア機能の低下にあります。バリア機能とは肌の最表面にある厚み0.02mmほどの角質層が持っている機能のことです。一般的なティッシュの厚みが0.04〜0.05mmといわれているので、その約半分。かなり薄いことがわかると思います。角質層は水分蒸発を防ぎ、摩擦、紫外線や大気浮遊物質などの外的ストレスから肌を守ってくれる城壁のような存在です。どのような理由でその壁がゆらいでしまうのか、探ってみましょう。
外的要因
季節の変化が一因として挙げられます。冬の場合は気温・湿度が共に低く、肌からも水分が奪われ乾燥を引き起こすことでターンオーバーに影響を及ぼし、肌表面の角質層の状態が不安定に。その結果、バリア機能の低下を招きます。また、花粉・黄砂・塵・大気汚染物質などの付着や紫外線による刺激も大敵です。特に春は花粉が飛び紫外線量も一気に増え始めるため、肌のゆらぎを感じる方も多いことでしょう。
内的要因
“ 肌は健康のバロメーター ”と言われるくらい、心身の状態を反映します。環境の変化によるストレスや不安など精神的な負担をはじめ、睡眠不足・月経・妊娠・更年期といった体の変化も肌のバリア機能の低下を引き起こす一因となります。しっかり睡眠をとり、肌に必要なビタミンやミネラルの不足にも気をつけましょう。
ゆらぎ肌と敏感肌の違い
ゆらぎ肌とは、環境や体調の変化に影響されて肌が過敏になっている状態を指します。肌質タイプに関係なく、健やかな肌の方でも起こりうる可能性があります。一方、敏感肌は肌のバリア機能が常に乱れやすく、外的刺激*1に対して過剰に反応する状態です。体質的な要因が大きく、改善が難しい場合もあります。肌トラブル*2が一時的か慢性的かという点で異なります。
*1 紫外線、乾燥、大気浮遊物質などによる
*2 肌あれや乾燥
ゆらぎ肌を整えるスキンケア方法
健やかな肌へ整えるためには、まずスキンケアの見直しから始めましょう。肌が弱っている時は、とにかく刺激を与えないことが大切です。お手入れをする時の注意点や、スキンケア選びのポイントなどをご紹介いたします。
洗顔・クレンジング
デリケートな肌状態に寄り添ってくれる低刺激な商品を取り入れるようにしましょう。ここでは、皮膚へのやさしさを追求した「敏感肌パッチテスト済み*」の商品をご紹介します。肌負担を軽減するためにも、ごしごしと擦らず、時間をかけないように意識して肌の汚れをオフしましょう。
* 全ての方に皮膚刺激が起こらないということではありません
肌あれを予防&繰り返しにくい、 DUO 乾燥やゆらぎやすい肌の悩みケアに特化した、低刺激処方*2の薬用クレンジングバーム。メイクや不要な汚れをしっかりオフしながら、外的刺激*3で敏感な状態に傾きやすい肌を労わり、しっとり柔らかな保水肌へ導きます。W洗顔不要なので、クレンジング後の洗顔は必要ありません。 *1 ハリ・ツヤのこと |
濃密炭酸泡がやさしく汚れを除去。 DUO ワンプッシュで濃密泡が出る洗顔料。デリケートな年齢肌を労わる美容成分をたっぷりと含んだ炭酸*2泡に、炭*3の吸着⼒をプラス。洗顔で失いがちなうるおいを補いながら⽑⽳汚れをしっかり取り除き、すっきりとなめらかな素肌へ導きます。 *1 汚れを落とすことによる |
保湿
うるおいを与え、肌の水分と油分のバランスを整えてくれる低刺激な保湿剤を選ぶようにしましょう。セラミドやビタミン類といった、肌のバリア機能をサポートしてくれる成分が入っているとより理想的です。保湿剤は叩き込まず、顔を両手で包み込むようにして肌になじませましょう。
ふわっとやさしいミストが DUO 肌あれを防ぐ有効成分*2配合のミスト状美容液。細かいミストがぴたっと肌に密着して、肌トラブルの元にアプローチ。Wの薬用有効成分*2が肌トラブル連鎖の要因となる炎症を抑制し、肌あれを防止。うるおいを保ちながら美肌環境を整えて、乾燥による毛穴目立ち・くすみ*3・乾燥小ジワ*4もケアします。 *1 肌あれや乾燥 |
肌トラブル予防だけじゃない。 DUO 有効成分「グリチルリチン酸ジカリウム」が肌トラブルや炎症を抑制し、肌あれを防止。さらにシワ改善・美白有効成分「ナイアシンアミド」がコラーゲンの生成を促進し、角質層から押し上げることでシワを改善。シミ・そばかすも防ぎ、透明感のある明るいハリ肌が目指せます。 * メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ |
ゆらぎ敏感肌を労わりながら、 CANADEL 薬用有効成分「グリチルリチン酸ジカリウム」配合により、炎症による肌あれを防ぎながらやさしくケア。さらに薬用有効成分「ナイアシンアミド」が、シワ改善・美白ケアも同時に叶えます。乱れがちなうるおいバリアをしっかりサポートして、ゆらぎにくい肌環境へと導きます。 *1 メラニンの生成を抑え、シミ、そばかすを防ぐ |
UVケア
ノーメイクの日も日焼け止めは欠かせません。しかし肌がゆらいでいる時に使うには刺激が強すぎる場合もあります。乳液と日焼け止めが一体化したデイエマルジョンは、肌負担に考慮した成分でありながら、外的刺激*もブロックしてくれるまさにマルチタスクなアイテムです。
* 紫外線、乾燥、大気浮遊物質などによる
エイジングケア*1も叶える DUO 光を味方*2に美肌へ導く日中用美容乳液。肌にうるおいを閉じ込めながら紫外線をブロックして、日焼けによるシミ・そばかすを防ぎます。肌にやさしい*3ノンケミカル処方。 *1 年齢に応じたお手入れのこと |
✓POINT 肌がべたついているとほこりや塵が付着しやすくなるので、フェイスパウダーでメイクを仕上げることもおすすめです。 |
ライフスタイルの改善
忙しいとつい外食が多くなったり就寝時間が遅くなってしまったり…。健全な心身が健やかな肌を育みます。スキンケアと一緒に生活習慣も見直しましょう。
栄養バランスの取れた食事
肌のバリア機能を整えるためには、タンパク質やビタミン、ミネラルなどの栄養素をバランスよく摂取することが大切です。食事で栄養素を補うのが難しい時は、補助的にサプリメントを活用するといいでしょう。そして脂質や糖質の多い食べ物、トランス脂肪酸を含む食べ物の摂取は極力控えるようにしましょう。
質の良い睡眠を確保する
しっかりと身体を休めることで肌のバリア機能の回復を促すことができます。夜は入浴で体を温めて、就寝前にはカフェインやアルコールを避けるようにしましょう。毎日決まった時間に規則正しく眠ると、睡眠の質を向上させることができます。
ストレスをためない工夫
毎日の中で、リラックスできる時間を作るようにしましょう。趣味に没頭したり、体を動かしてリフレッシュしたり、好きな香りに癒されたり、音楽を聴いたり、歌を歌ったり。忙しい時は、深呼吸を取り入れることをおすすめします。
花粉対策
室内では空気清浄機を使用し、外出する時にはマスクやメガネ、帽子などで花粉の付着を防ぎましょう。ウール素材のアウターやニット類などの洋服は避けて、静電気が発生しにくいナイロンやポリエステルの素材を選ぶと花粉の付着を軽減することができます。
乾燥対策
加湿器を使ったり、洗濯物や濡らしたタオルを室内に干すなどして、室内の乾燥対策も意識しましょう。加湿器のないオフィスでは湯気が立つお湯を入れたコップをデスクに置いておくだけでも効果的です。
美しい肌は日々の積み重ねの先にあるもの
一時的な肌トラブル*1は多くの場合、スキンケアや生活習慣を見直すことで健やかな肌を取り戻すことができます。肌がゆらぐことでファンデーションのノリが悪くなってしまうことも…。適切なスキンケアと毎日を健やかに過ごすことを心がけ、土台*2からハリ・ツヤのある元気な素肌に整えて、ゆらぎに負けない肌づくりを目指しましょう!
*1 肌あれや乾燥
*2 角質層
▼関連記事![]() 近年、一般的にも使われるようになった“ゆらぎ肌”という言葉。よく聞くけど「いまいちどういう肌のことか分からない」という方は、おそらく肌が強かったり、ちゃんと肌管理ができている方でしょう。今回は肌質とも違う、誰にでも起こりうるセンシティブな肌状態“ゆらぎ肌”について解説します。
ゆらぎ肌と... |
(編集 / プレミアアンチエイジング編集部 あだち)