白湯のうれしい効果！飲むタイミングは朝？寝る前？

マスク生活にステイホームで、お肌が荒れてしまったり気持ちが落ち込んでしまったり……なんてことはありませんか？最近では“自宅におこもり”が続いて、運動不足と気持ちの乱れから便秘に悩んでいる女性も多いようです。

こんな時は、自分のために少し時間をとって、ほっと一息つける「白湯」がおすすめです。実をいうと白湯は誰でもお手軽に取り組める美容法のひとつなんですよ♡

白湯とは？

「白湯」という言葉は知っていても、沸かしたお湯とどう違うの？どうやって作れば美容に効果があるの？と疑問をもっている方は多いでしょう。

そんな方のために、まずは白湯の作り方についてお伝えしていきますね♪

白湯の作り方
①やかんやお鍋に水を張り、強火で沸騰する温度まで熱します。
②沸騰したことを確認したら、弱火に変えて10分ほど火をかけ続けます。
③火を止め、そのまま置いて、50度くらいまで自然にゆっくり冷まします。

※暑い時期に飲みづらければ、人肌くらいまで冷まして飲んでも大丈夫です。

こうすることで、カルキなどの不純物が飛んで口当たりも柔らかくなります。水道水を使うのが気になる場合は、もちろんミネラルウォーターでもOK！

白湯の効果とは？

日本でも「美容や健康のために白湯を飲む」のが少しずつ定着してきていますが、実は
インド・スリランカのアーユルヴェーダや、中国の伝統的な医療＆美容法として白湯は昔から親しまれている方法なのだそう！

代表的なものだけでも、こんなすごい効果があるんですよ♪

便秘の悩みの解消

白湯を飲むと、直接内臓を温めることができます。胃腸が内側からダイレクトに温められることで、冷えて鈍っていた本来の働きが促され、食べ物を消化し吸収する力が活発に☆食事の時間と離れたタイミングで飲むと、より効果が期待できます。

さらにお腹が空いている時に白湯を飲むことで、空腹感が落ち着きドカ食い防止にもなりますよ♪

また、冷たすぎない水分を毎日多めに取ると、便秘になりにくい体質づくりにもつながります。便秘改善薬は効き目がありますが、身体のためにできるだけ使うのを控えたいもの。便秘がちだと感じている方は、まずは白湯にトライしてみて！

基礎代謝アップ

　
私たちは眠っている時やじっとしている時にも、基礎代謝としてエネルギーを消費しています。これは、呼吸や体温の維持など生きるために必要な最低限のエネルギーとなります。

白湯を飲むと身体が温まり、血液の流れがよくなることから、基礎代謝量が上がるとされています。白湯を飲むことでエネルギーを消費しやすい痩せ体質を目指すことができるのですね☆

血行促進による肩こり解消

デスクワークやおこもりによる運動不足で、肩こりや腰の痛みを感じていませんか？肩や腰のこりは同じ姿勢を続けることによる筋肉疲労や、血行不良によって筋肉の張りや痛みを引き起こします。

また血液やリンパ液の循環が悪くなり、筋肉がこわばってしまうと、酸素や栄養が十分に行き渡らなくなり症状の悪化や頭痛、腰の違和感につながることも（汗）。

そんな時に白湯を飲むと、代謝が促されて滞っていたリンパの流れが正常になり血行もよくなります。アーユルヴェーダでも古くから、白湯によって冷えや乾きが緩和され、肩こり・腰痛にもよいと言い伝えられているんですよ☆

美肌効果

最近の研究で、腸内環境が肌の状態に大きな影響を与えていることが分かってきました。ストレスや疲れで腸内環境のバランスが崩れ悪玉菌が増えると、ニキビや乾燥、くすみ、皮脂の過剰分泌などが起きてしまうのです。

白湯を飲めことで、腸が温められ正常な働きが促されるため、崩れたバランスが整ってくるといわれています。さらに肌荒れの大きな原因である便秘のお悩みにも効果が期待できるので、お肌の悩みがある方にはオススメです♡

デトックス

　
白湯によって胃や腸が温められると、消化機能が活発になり、体内の老廃物も身体の外に流れやすくなります。また、利尿作用も促されるので、気になるむくみにも効果的♪
白湯を飲みはじめると、お手洗いの回数が増えるのを実感する方も多く、白湯が「デトックスウォーター」と呼ばれることもあるのは、このような効果からなのですね♡

白湯の効果的な飲み方

白湯はいつ飲んでも問題はないのですが、飲む時間帯によってより効果を感じる部分が異なってきます。せっかくなので気になるお悩みに合わせて、一番いいタイミングで飲んでみてくださいね♪

朝の白湯

　

寝起きは、一日のなかで体温がもっとも低い時間帯です。身体の表面だけでなく、胃腸も私たちが思っている以上に冷えています。

朝食の前、お腹が空っぽのうちにゆっくり時間をかけて白湯を飲んでみてください。温かさが胃からじんわりと、身体中に広がっていくのが感じられるはず♡一口ずつゆっくりと、時間をかけて飲むのが理想的です。

朝食の前に白湯を飲む習慣をつくることで、胃腸の消化機能が活発になって、朝からしっかりと栄養を身体に取り込めるようになりますよ☆

食後に飲む白湯

食事が終わってすぐに多くの水分を取ると、消化の妨げとなってしまい消化器官の機能低下につながる恐れがあります。そのため、白湯に限らず食後の水分補給は、胃腸が落ち着いてくる30分以降を目安にしましょう♪

食後しばらく経って胃が落ち着いた状態で白湯を飲むことで、食事の消化を促せますよ。

夜寝る前の白湯

夜眠る前に白湯を飲むと、身体が温まり副交感神経の働きによってリラックスした状態で眠りにつきやすくなります。この時に飲むのは、少しぬるめの温度まで冷ました白湯が向いています。

眠るまでに時間がかかる、寝つきが浅い……という人は、ぜひ試してみてくださいね♪翌朝のむくみや便秘防止にもおすすめです◎

まとめ

いかがでしたか？簡単でうれしい効果がいっぱいの白湯についてお伝えしてきました☆

朝や眠る前だけではなく、自宅でのオンラインヨガや出勤時にタンブラーに入れて持ち歩く、定番ドリンクにしてみるのもいいですね。ぜひ、毎日の白湯タイムを始めてみてください♡