- 毛穴の黒ずみや
- 毛穴詰まり
- 開きっぱなしの毛穴
コラーゲンはどんな毛穴トラブルに効果がある?
目次
たるみ毛穴にはコラーゲンが効果的です
コラーゲンがお肌によいと聞いてから、コラーゲン配合の化粧水や美容液を1年も使っているけど、びっくりするほどの影響力が感じられません。
何か間違っているのかしら?
お肌のために、サプリメントを飲んでいます。
毛穴の黒ずみに良いビタミンCやお肌によいコラーゲンが入ったサプリメントを積極的に取っています。
でも大してキレイになっていないけど、量が足りてない?
毛穴のトラブルでお悩みの人は、配合成分にも気を使って化粧水や美容液を毛穴ケアに取り入れたり、ビタミン剤などのサプリメントを日々、摂取したりしている人が多いですよね。
美肌をつくる栄養素の代表格といえばビタミンCです。
このビタミンCは、
によいと言われていますね。
またビタミンCと並んで美肌づくりで話題のコラーゲンはタンパク質の一種です。
このコラーゲンが減少すると、たるみ毛穴を引き起こしてしまうとされています。
その結果、ハリや弾力が低下してしまうのです。
お肌によいといわれるコラーゲンやビタミンなどの栄養素は、毛穴トラブルのタイプによって選び方が違うのです。
ベストなものを選んでいきましょう。
毛穴のトラブル別、コラーゲンが発揮されるタイプは?
毛穴トラブルと言っても、そのお悩みはさまざまです。
しかしどのタイプであっても、その原因を知ることが、解決するためにはとても重要です。
むやみにいろいろなビタミンや保湿成分が配合された化粧水、ハイブランドの高級な美容液を使ったところで、自分の毛穴トラブルに適したものを選ばなければまったく意味がありません。
自分の毛穴の原因に有効な成分が配合された、化粧品やサプリメントを選んで毎日お手入れをしていけば、みるみる毛穴トラブルも解消していくでしょう。
毛穴トラブルをタイプ別であげていきますので、自分がどのタイプかを判断してみましょう。
まずコラーゲンが自分の毛穴トラブル解消法として合っているのか、またコラーゲンがどのように毛穴によいかも説明していきましょう。
毛穴トラブルのタイプ
1.毛穴の黒ずみ・詰まり毛穴タイプ
毛穴に詰まる汚れは、余分な皮脂や古い角質などが混じり合った角栓や、落とし切れなかったメイク汚れなどです。
毛穴が黒ずむ原因は、毛穴に詰まった汚れが酸素に触れることで酸化して黒く変色したものとなります。
毛穴に汚れが詰まる原因としては、もともとオイリー肌の人や、ファストフードなど油脂の多いものを好んで食べるなど、偏った食生活をしている人などは過剰な皮脂分泌が起こりやすく、角栓ができやすいようです。
また肌の新陳代謝といわれるターンオーバーの乱れによる毛穴の詰まりもあります。
毎日のクレンジングや洗顔で洗い落としきれず、お肌に残ってしまった汚れが、毛穴にどんどんたまってしまって詰まるといった原因もあります。
2.開き毛穴タイプ
開き毛穴の特徴は、頬の毛穴が大きく開いて見える状態が多いです。
開き毛穴の原因は、オイリー肌や皮脂の多い食生活などによって、皮脂が過剰に分泌すると、皮脂の出口となる毛穴がどんどん大きくなります。
そのままにしておくと、しまいには毛穴が開いたままの状態になります。
またお肌が乾燥している人にも開き毛穴の人は多いようです。
お肌が乾燥してしまうと、外敵からお肌を守ろうとして皮脂が過剰に分泌するため、毛穴が開きっぱなしになり目立ってしまいます。
3.たるみ毛穴
たるみ毛穴は、頬の毛穴がタテに伸びて開いているのが特徴です。その原因は、お肌のたるみです。
ですから、皮膚を上の方へ引っ張ってみると、変形した毛穴は目立たなくなります。
たるみ毛穴の原因は、加齢によってお肌がたるむためです。
年齢を重ねるとともに、真皮の働きが低下していきます。
この真皮には、コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸などのお肌のハリや弾力を保つ成分と細胞があります。
若く、お肌が生き生きとしていれば、これらの成分や細胞もしっかりと働き、たるみのないお肌を保てるのです。
しかし年齢とともに成分も繊維も減少してしまいます。
そうするとお肌はたるんでしまうのです。
このたるみ毛穴を何もケアせずにそのままの状態で放置しておくと、伸びた毛穴同士がくっついてしまい、シワのように見えてしまいます。
こうなる前に、たるみ毛穴の時点で、たるみ毛穴が引き締まる対策を行うことがとても大切です。
たるみ毛穴の改善策に有効なコラーゲンとは?
先に述べたように、加齢によるたるみが原因のたるみ毛穴トラブルの改善策には、コラーゲンが有効です。
コラーゲンはタンパク質の一種です。
肉や大豆などに含まれるタンパク質と同じように、タンパク質よりも分子が小さいアミノ酸に分解されて体内に吸収されます。
分解・吸収されたアミノ酸は、再び合成されてコラーゲンになり、美肌づくりだけでなく肝臓の解毒作用やアルコールの代謝・質のよい睡眠・髪やツメの健康など、身体のさまざまな部分で、働きを助けているのです。
コラーゲンを構成するアミノ酸は主に、グリシン・アラニン・ヒドロキシプロリンなどがあり、中でも多く含むのがグリシンといわれています。
タンパク質を構成しているアミノ酸は20種類あります。
その中には、体内で合成できる非必須アミノ酸、体内で合成できない必須アミノ酸があるのです。
グリシンは体内で合成できない必須アミノ酸の一つとなります。
そのためグリシンが多く含む食品を、日常から気に掛けて摂取しなければ、コラーゲンを体内で多く生産することができないのです。
ではグリシンはどんな食品に多く含まれるのでしょうか。
代表的な食品は、
- ゼラチン
- 牛スジ
- 豚足
- 手羽先 など
があります。
ゼラチンを使って、ゼリーやグミを作って毎日のおやつに食べるのもよいですね。
- ウナギ
- ホタテ
- エビ
- カニ など
もグリシンが豊富に含まれています。
コラーゲンを体内で増やすために必要な栄養素
コラーゲンを体内に効率的に吸収させるためには、組み合わせのよい栄養素を一緒に摂取する必要があります。
体内でコラーゲンの生成を助けてくれる栄養素は、ビタミンCといわれています。
ビタミンCは、コラーゲンを生成する際に必要な、酵素の働きをサポートしてくれるのです。
ビタミンCがなければ強いコラーゲンを生成することができなく、そのためコラーゲンだけを摂取するよりも、ビタミンCと一緒に摂取した方が、より大きなコラーゲンの力を期待できるのです。
ビタミンCを豊富に含む食品は、
- 赤や黄色のパプリカ
- 芽キャベツ
- アセロラ
- キウイフルーツ
- レモン
- サツマイモ
- ジャガイモ など
があります。
ビタミンCは、水に溶けやすく熱に弱いという特徴があるので、生で食した方が効率良く摂取できるでしょう。
サツマイモやジャガイモなどは、芋類のデンプンがつくる膜によって、加熱してビタミンCが壊れにくいとされています。
さらにはヒアルロン酸やエラスチンも、コラーゲンと一緒に摂取することで、お肌に潤いを与えてくれます。
ヒアルロン酸は、加齢とともに減っていく成分です。
ヒアルロン酸が減少すると、お肌の乾燥や老化につながると言われています。
エラスチンも同じく、強い保湿力を持ち、多くの化粧品にも配合されている成分です。
たるみ毛穴の解消に選ぶケア用品
たるみ毛穴の解消には、コラーゲンがとても重要なことがわかりましたね。
毎日のスキンケアに、実際、どのような化粧品を選べばよいのでしょうか。
たるみ毛穴対策の化粧水は、コラーゲンとヒアルロン酸の他、セラミド・プロテオグリカンが配合されたものがおすすめです。
最後のプロテオグリカンは、近年、エイジングケア化粧品の優れた成分として注目を集めている保湿成分です。
コラーゲンやヒアルロン酸の生成を助ける働きがあると言われています。
セラミドは保湿に優れた成分です。肌のうるおいを保持し、バリア機能を正常化させる働きをもっています。
なかでも、ヒト型セラミドは、たるみ毛穴にはおすすめです。
ヒト型セラミドの表記は、
- セラミドEOP
- セラミドNS
- セラミドNP
- セラミドAP
- セラミドEOS
これらが配合されたものを選ぶとよいでしょう。
コラーゲンのサプリメント
毎日の食事や、スキンケア時の化粧品だけでは、コラーゲンが不十分と感じている人は、コラーゲンのサプリメントもオススメです。
コラーゲンのサプリメントはさまざまな種類があります。
メーカーによって、定量や摂取するタイミングが違いますが、コラーゲンは毎日飲むことがもっとも身体に良い影響を与えるといわれています。
1週間おきに摂取するサプリメントよりも、毎日摂取するタイプの方がよいようです。
コラーゲンを取るタイミングですが、おすすめは就寝前となります。
なぜなら1日の中で成長ホルモンがもっとも活発になる夜の10時から深夜2時が、肌の代謝が高まり、肌が新しく生まれ変わるゴールデンタイムだからです。
夜の10時ごろにベッドに入り、ゴールデンタイムの間に、ぐっすりと深い眠りに付くことで、コラーゲンをしっかりと体内に吸収することができるでしょう。
この習慣を続けていくことで、お肌にハリと弾力を取り戻すことができます。
毛穴トラブルの原因は?
30歳代以降に目立つ、たるみ毛穴の原因は、ただの毛穴汚れだけではありません。
一つは、加齢によって失ったお肌のハリや弾力が原因です。
年を重ねるとコラーゲンが減少するとともに、お肌の筋肉も衰え、毛穴が下の方に垂れて変形してしまいます。
この変形したたるみ毛穴は次々と連なっていき、顔のシワになってしまうのです。
たるみ毛穴は、頬にできやすいので、お手入れをせずに放置しておくと、老けて見えがちなほうれい線をつくってしまうことにもなります。
たるみ毛穴は加齢の他にも原因があります。
毎日の紫外線も要注意です。
とくに紫外線A波といわれるUVAは、お肌の奥の真皮層にまで届くため、お肌のハリや弾力にもっとも大切なコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などの生成にダメージを与えます。
このUVAは、くもりのお天気でも、また窓ガラスを通しても、お肌に到達する特徴があります。
日常生活で紫外線を避けるような対策が必要です。
(まとめ)コラーゲンで毛穴トラブルを解消できる
2.たるみ毛穴の改善策に有効なコラーゲンとは?!
3.コラーゲンを体内で増やすために必要な栄養素
4.たるみ毛穴の解消に選ぶケア用品
5.コラーゲンのサプリメント
以上5つのポイントで、毛穴に良い影響を与えるコラーゲンの活用法を分かっていただけると思います。
自分がどのような毛穴トラブルで悩んでいるのかを理解して、美肌をつくるコラーゲンを上手に取り入れていきましょう。