毛穴の詰まりを解消するクレンジングの選び方

毛穴の詰まりは適切なクレンジングで解消しましょう

詰まり毛穴や開いた毛穴は汚れが落ちきれていないことで起こります。

皮脂やメイク汚れが残ったままでは毛穴を詰まらせ、黒ずみ毛穴の原因になってしまいます。

洗顔とクレンジングでしっかり汚れを落とし、毛穴の詰まりを解消させましょう。

汚れを落としたら、毛穴のケアも忘れずに行うことが大切です。

毛穴を引きしめることで健やかな肌に導けますので、自分に合った方法を見つけてください。

クレンジングの必要性と目的

面倒だから拭き取って終わり、敏感肌だから朝は洗顔料を使わないなど、クレンジングや洗顔をきちんと行っていないことはありませんか？

汚れがきちんと落とされていないままだと、毛穴が詰まったり、肌トラブルを引き起こしてしまいます。

敏感肌だから、乾燥肌だからと洗顔をしないと、皮脂が過剰分泌を起こし余計に乾燥してしまうこともあります。

メイク汚れもしっかり落とさないと、汚れが毛穴に溜まりやがて詰まって角栓になるので良くありません。

毎日、その日の汚れを落とすことが肌を健やかに保つ秘訣です。

たとえ面倒でもクレンジングでメイク汚れを落とし、朝の洗顔も洗浄力があるものでしっかり落としてスキンケアをしましょう。

室内で寝ているだけだから汚れていないと思いがちですが肌は思った以上に汚れが溜まっています。

寝ている間も皮脂は分泌され汗もかきます。そこにホコリなどの汚れも付くでしょう。

この汚れを取らないままにしておくと毛穴が詰まってきてしまいます。

また、洗顔料を使用せずお湯だけで洗顔するのも良くありません。

皮脂汚れなどはお湯では落としきれず肌に残ってしまいます。

肌が汚れたままではニキビができたり、くすんだりと肌トラブルを招いてしまうのです。

しかし、洗浄力が高い洗顔料は落とし過ぎることもあります。

敏感肌や乾燥肌の場合は皮脂を落とし過ぎるとバリア機能が正常に働かなくなりますので、注意が必要です。

肌に合った洗顔料を選んで優しく洗うように心がけましょう。

夜の洗顔はただ洗うだけで済ませてはいけません。

一日の汚れは、メイクとホコリなどの汚れで朝に使用する洗顔料では落としきれないのです。

しっかり落とせるメイク専用のクレンジングで洗顔する必要があります。

よく落とせるクレンジングは洗浄力が高いものもありますので、ゴシゴシこするのはNGです。

刺激が強いものは避け、肌を労わり、潤いが残るようなクレンジングを選びましょう。

また、クレンジング後は洗顔をするW洗顔でクレンジング剤を落とすこともおすすめします。

皮脂を取り過ぎないように肌質に合ったものを選んでください。

洗顔が済んだら保湿をすることもお忘れなく。

乾燥やつっぱりがあると肌はストレスを感じバリア機能が失われます。

化粧水や乳液でしっかりと保湿をして、肌を守っていきましょう。

肌の毛穴が詰まる原因

毛穴が詰まるのは汚れが溜まることが原因です。

など様々な汚れがあります。

それらを落としきれないことで肌に蓄積され、毛穴に入り込んで詰まってしまうのです。

詰まった汚れは固くなり、やがて角栓に変化します。

鼻の白いポツポツが目立ってしまうのは、この角栓が詰まっているからです。

そして開いた毛穴はたるんできて、たるみ毛穴になります。

たるみ毛穴はやがて帯状毛穴になり、しわに変化していきます。

そうならないようにケアをしっかりしましょう。

角栓が詰まった毛穴はイチゴ鼻とも呼ばれ、毛穴が開いてしまっている状態です。

プツプツとした白いものが角栓で、皮脂や角質が硬く栓のように詰まった状態の毛穴を指します。

この角栓を取り除きたいと思い、パックやピンセットなどでつまんでしまうのは肌を傷めるのでNGです。

間違った洗顔やクレンジングも、ますます角栓を詰まらせてしまいます。

メイクをしっかり落とすことで汚れを取り除けますので、クレンジングは必ず行いましょう。

また拭き取りクレンジングやシートの使用は肌をこするため、トラブルの原因になります。

摩擦で肌を傷めてしまうと乾燥が進み、バリア機能が正常に働かなくなることもあります。

毛穴を広げてしまうので角栓も溜まりやすくなります。

溜まった角栓を取り除くには、酵素洗顔やクレイなどのパックが効果的です。

敏感肌や乾燥肌の方は刺激が強過ぎる場合があるため部分的に使用する、使用頻度を減らすなど工夫して行ってください。

黒く詰まった毛穴の正体は酸化して黒ずんできた汚れです。

皮脂に汚れが付いて角栓となり、毛穴を埋めています。

それが空気に触れることで酸化して黒く変化していくのです。

放っておいても無くなることはなく、ますます毛穴を埋めてしまうので早めのケアが必要です。

角栓が溜まった状態ですぐにケアをすることがいいのですが、気が付いた時にはもう既に黒ずんでいるということもあると思います。

見つけたらすぐにケアをして、詰まりを解消させるようにしましょう。

有効な手段は、毛穴を開いてからクレンジングする方法です。

蒸しタオルの蒸気を使用して毛穴を開いてケアをします。

とても簡単ですぐにできるので方法をご紹介します。

まず、電子レンジで蒸しタオルを作りましょう。

1. タオルを水で濡らして軽くしぼり、電子レンジの500～600Wで30秒くらい加熱しましょう。
2. 火傷しないぐらいに冷まして顔に乗せます。
3. 3分ほどで毛穴が開いてきますので、その後にクレンジングをして汚れをしっかり取り除いてください。

毛穴は詰まるだけでなく、たるんでくるものです。

たるんで開いてしまった毛穴は、毛穴同士がくっ付いて帯状毛穴と呼ばれる状態になります。

帯状毛穴はしわのようになり老け顔を作りますので、そうなる前に毛穴を引きしめましょう。

主にたるむ原因は加齢によるコラーゲンの減少です。

コラーゲンは加齢が進むと減少する傾向があるので、ある程度は年を重ねると仕方がないことです。

しかし、コラーゲンを体内で生成することでたるんだ毛穴を引きしめられます。

外側からコラーゲンを摂取しても肌の奥まで浸透しないため、内側からコラーゲンを生成する必要があります。

肌に弾力とハリを取り戻すためにはビタミンCが有効です。

摂取することでコラーゲンの生成を助け、肌トラブルを改善する効果が期待できます。

また、乾燥もたるみ毛穴を引き起こしますので、バリア機能が正常に保てるように皮脂の分泌が行われるよう保湿をしましょう。

毛穴を目立たなくしたいときのクレンジングの選び方ポイント

クレンジングの種類はたくさんあり、使用感やテクスチャーなど様々なものがあります。

よくクレンジングで使用されるもので

があります。

お風呂で使用ができて塗れた手でもOKなものは使い勝手が良いですし、よく落ちますが刺激が強い場合があります。

そのため、敏感肌や乾燥肌の方は加減して使用してください。

肌に優しいタイプですと

があります。

こちらは低刺激ですが、オイルなどに比べると洗浄力は落ちます。

しっかりメイクをしている時は落としきれないこともありますので、その時は使い分けるのがおすすめです。

毛穴の中まで入り込んでいる汚れを落とすにはオイルタイプが適しています。

メイクの状態や週に一度など決めて使用するのが良いかもしれません。

毛穴汚れを落としたい場合、オイルタイプのクレンジングがおすすめです。

洗浄力も強いので、しっかりメイクやウォータープルーフタイプのメイクを落とすことができます。

しかし、洗浄力が強いということは必要な水分、油分までも余計に洗い流してしまうことでもあります。

使用頻度を抑えたり、部分使いをしたりと工夫してクレンジングしてみてください。

一口にオイルといっても、保湿成分が多く入ったものや角質を落とすことができるものなど色々あります。

濡れた手や顔でも使用できるもの、できないものもあるのでどちらのタイプか、購入する際によく見てみましょう。

お風呂で使用できるものは手軽でおすすめです。

しっかりとメイク汚れが落とせるものを選び、クレンジングをしてください。

敏感肌や乾燥肌でも使用できるミルクタイプの拭き取りクレンジングです。

お風呂に入る前に落とす必要があり、拭き取りがしっかりされていないと汚れが肌に残ったままになるので注意が必要です。

強くこすり過ぎるのは厳禁で、優しく肌の上を滑らせて使用するものです。

肌に優しい使い心地ということは、洗浄力も強くありません。

ウォータープルーフのメイクなどは落としきれないこともあると思います。

そのままメイク汚れを残しておくと肌トラブルが起き、毛穴も溜まった汚れで詰まってしまいます。

ナチュラルメイクの時はミルクタイプ、しっかりメイクの時はオイルタイプなど使い分けるのがおすすめです。

ゴシゴシこするような使い方はせず、あくまでも優しく拭き取るように使いましょう。

オイルタイプ、ミルクタイプとそれぞれの違いをお伝えしましたが、それぞれに保湿成分や美容成分が含まれたものもあります。

洗浄力が強いオイルタイプのデメリットを緩和できるように保湿成分が多く入ったものは肌に優しく、敏感肌や乾燥肌にも使用できるのでおすすめです。

濡れた手では使用できないものもありますので、乾いた手で優しくクレンジングしましょう。

また、オイルでも泡で出てくるタイプもあります。

泡洗顔は肌を傷めず優しく洗えるのが特徴です。

洗浄力はオイルのままで使用感は優しいので、とても使いやすいです。

水ベースの拭き取りタイプもあり、優しい使い心地でしっかりメイクを落とせます。

様々なテクスチャーのものがありますので、自分に合ったクレンジングを探してみましょう。

毛穴の詰まりを防ぐスキンケアステップ

詰まり毛穴は汚れと角栓ですが、クレンジングや洗顔がしっかり行われていないことで起こります。

メイク汚れが落ち切っていない状態でまたメイクをしてしまい、その汚れが蓄積して毛穴に入り込んでしまうのです。

溜まってしまった汚れが角栓になり、酸化して黒ずんでしまい硬く栓のようになっていきます。

角栓になって黒ずんできたら、通常の洗顔やクレンジングではもう取り切ることが難しくなります。

その場合は、毛穴ケアをして取り除くことで解消できます。

放っておくのが肌に良くないことなので、気になり始めたら毛穴ケアを開始しましょう。

洗顔はしっかりと行い、メイク汚れもクレンジングで落とすことを習慣にできるようにしましょう。

メイク汚れはその日のうちに落とすのが大切です。

面倒だから明日の朝にするというのは、肌にトラブル起こす原因です。

毛穴に汚れが詰まってしまい、取り除くのが難しくなってきてしまいます。

毎日クレンジングは必ず行いましょう。

オイルやミルクタイプといったクレンジングを使い分け、メイクを落としてから洗顔をしてください。

お風呂で濡れた手で使用できるタイプは手軽に使用できるのでおすすめです。

拭き取りタイプは、億劫になりがちなのでお風呂でいっぺんに落とせるものが使い勝手がいいかもしれませんね！

うっかり忘れてしまわないようお風呂に入ったらすぐにクレンジングをしてください。

クレンジングで落としてから洗顔を行います。

ゴシゴシこするようなことはせず、優しく洗ってください。

残ったクレンジング剤や、落としきれていない汚れもしっかり取り除くのが大切です。

しっかりクレンジングも洗顔も行ったら、化粧水で保湿をしましょう。

何も付けていない肌はとても敏感で、どんどん水分が蒸発していきます。

肌に水分を与えて保湿することで、乾燥を防ぐことができます。

そして、毛穴の開きは乾燥でも起こります。たるみも乾燥でひどくなりますので、保湿は大切です。

水分の蒸発を防ぎ、肌に優しいものを使用しましょう。

など使用感を変えるのもおすすめです。

敏感肌や乾燥肌に適した低刺激のものもありますので、肌の状態で選びましょう。

保湿をすることが目的なので肌にたっぷりと乗せ、浸透させるように手で押さえて付けてください。

こめかみや顎の下など、付け忘れてしまいがちな部分にもしっかり浸透させましょう。

洗顔後、化粧水を付けて潤いに満ちた肌に蓋をするのが乳液の役割です。

潤いに満ちたお肌の水分を逃げないようにする必要があります。

その役割を乳液が担っているのです。

乳液のべたつきが苦手な方がいますが、さっぱりタイプとしっとりタイプがそろっているものがありますので、使用感で使い分けてみましょう。

肌に乗せる時は一箇所に乗せるのではなく、手のひらを使用して顔全体に塗っていくのがポイントです。

先に塗った化粧水で乳液の浸透効果が高まり、美容成分が肌により届きます。

外側からの刺激を受けにくくする効果もありますので、乳液を必ず使用してください。

乳液は油分が含まれているため肌の保護には必要なものです。

化粧水で水分を補い、乳液でしっかり蓋をしたら、次は収れん化粧水で毛穴を引きしめましょう。

収れん化粧水とは、皮脂をコントロールして毛穴を引きしめる効果がある基礎化粧品です。

使用するタイミングは乳液後のしっかり保湿がされた肌です。

コットンにたっぷり出したら、顔全体にパッティングしていきます。

スーッとした使い心地のものが多く、肌がひんやりとしますので夏の暑い時期は特におすすめです。

テカリが気にあるTゾーンや皮脂が過剰に分泌されやすい小鼻周りなど丁寧にパッティングしてください。

毛穴もキュッと引きしまり、たるみ毛穴にも効果的です。

メイク崩れもしにくくなるので、メイク前に使用するのもおすすめです。

パッティングする時は強くし過ぎないように気を付けてください。

刺激が強過ぎると肌トラブルを起こしますので、優しく行いましょう。

毛穴の詰まりに効果的なプラスアイテム

汚れはクレンジングや洗顔で落とすことが大切ですが、それだけでは取り除けない毛穴詰まりや角栓もあります。

そんな時はプラスアイテムで、毛穴詰まりや黒ずみを解消させましょう。

毛穴の奥の汚れを取るフェイスブラシ、週に一度使用する酵素洗顔、保湿を与えるフェイスマスクなどがあります。

手軽に取り入れられて効果が実感できるものなのでお休みの日や、時間のある時に是非試してほしいアイテムです。

また、ビタミンCや保湿成分が多く含まれた美容液をいつものスキンケアにプラスするのも効果が期待できます。

季節で使用感を変えたり、肌の悩みに合わせて美容液を使用するのも効果的です。

続けることで効果が実感できますので、ライフサイクルに合った自分だけのスキンケアを見つけてみてください。

クレンジングや洗顔をいくら頑張っても取り除けない角栓や黒ずみは、フェイスブラシで解消しましょう。

手で洗って落とす方法では毛穴の奥まで洗浄成分を届けることが難しい場合があります。

フェイスブラシは普段の洗顔では落とせない汚れを落とすことができるので詰まった毛穴には効果的です。

毎日行わなくても週に2～3回でも効果が期待できます。

また、刺激が強過ぎると思われがちですがブラシの素材も様々なタイプがあります。

価格もかなり差がありますので予算に合わせて選びましょう。

手動と電動タイプがありますが、電動タイプの方が価格は高くなります。

初めて使用するのであれば手動のもので予算に合ったものを購入してみてください。

ブラシの毛は細目の物ほど柔らかくなります。

シリコンタイプのものもありますので、肌の状態を確かめてから選ぶようにすると失敗が少ないです。

普段の洗顔料では、毛穴の奥の汚れを落とすことができないかもしれません。

そんな時におすすめなのが、酵素が含まれた洗顔料です。

刺激が強いものなので、毎日の使用はできませんが週に1回で効果が期待できます。

古い角質や角栓も取り除けるので、かなり刺激が強い洗顔料です。

必要な皮脂や油分までも取り除いてしまうこともありますので敏感肌や乾燥肌の場合は使用を控えましょう。

また、お肌への負担を減らせる成分が配合されているものもあります。

主に保湿成分で、ヒアルロン酸やセラミドが入ったものが多く乾燥を防ぐ効果が期待できます。

選ぶ時の参考にしてみてください。

また、洗顔後は必ず保湿を行って肌を乾燥させないようにしましょう。

化粧水や乳液だけでは保湿が物足りないと感じる時に試してほしいのがフェイスマスクです。

保湿成分が多く含まれているのでお肌の乾燥に効果が期待できます。

普段あまり使用しない美容成分が含まれたものもあるので、肌の状態に合わせて選ぶこともできます。

毎日使用できるタイプや週に一度ぐらいのスペシャルケア用のものなど種類も様々です。

使用のタイミングはフェイスマスクに記載されているタイミングを守りましょう。

しっかり基礎化粧品で保湿をした後に使用するものや、洗顔後に何も付けていない状態で使用するものもあります。

間違えた使用法ですと、せっかくの美容成分の効果が発揮されなくなることもあります。

また、長ければそれだけ浸透すると思いがちですが、決められた時間で効果が出るように作られているものなので使用時間を守りましょう。

まとめ

毛穴の詰まりを解消するには、クレンジングと洗顔でしっかり汚れを落とすことが大切です。

毛穴を詰まらせないようにするには汚れを落とすことですのでクレンジングでメイクを落としたら、洗顔も行いましょう。

角栓や黒ずみなど目立ってきた毛穴ケアには、週に一度のスペシャルケアやプラスアイテムで効果が期待できます。